# 冷蔵庫の食材を管理するiOSアプリのポック開発
## プロジェクトの目的、背景
冷蔵庫内の食材管理に時間を使っている主婦たちの生活を楽にする という考えのもと、
インサイトを捉えて価値を提供していくプロセスを構築することを目的に立ち上がった。
## プロジェクトについて
親会社企画のスマホアプリ開発の設計/開発依頼を指名されて開始したプロジェクトである。
私はプロジェクトリーダー兼システムアーキテクトとして参加。
社内のデザイナー1名、iOS開発者2名を率いて約1年半働いた。
また、外部の開発協力者のマネジメントを実施。
## 開発プロセス
アジャイルを採用し、2週間毎のスプリントで実施。
グループ社員100名に対してPoCアプリを提供し、実際にヒアリングを行いながら
機能をブラッシュアップしていった。
## メイン機能
1. 食材管理(追加/削除/編集)
1. レシピ提案(ユーザが持っている食材でレシピ提案)
1. レシート読取り(レシートから食材追加)
## 体制
7名体制(★が自分)
プロダクトオーナー
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★プロジェクトリーダー(システムアーキテクト&バックエンド開発)
|ーーーーーーーーーーバックエンド開発者1~3名契約
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デザイナー iOS開発者2名
## 自身の役割
1. プロジェクトリーダー
1.顧客折衝
1. コミュニケーションマネジメント
1. 進捗報告
1. 契約更新
1. アーキテクト(バックグランドの設計)
1. AWSを使ったサーバの構築
1. DB設計(PostgreSQL)
1.プログラマー(バックエンド開発)
1. API開発(AWS Lambda)
1. 管理者が利用する簡易Webサイト(C#.NET)
1.若手育成
1. 単体テストについて
1. シーケンス図の作成
1. 顧客向けの資料作成レビュー
1. iOSソースレビュー(KISSやYAGNIの法則に沿っているか、リファクタリング可能な個所はあるかの判断)
## 発揮した強み
1. 開発
* Webアプリケーションを開発していた経験から、管理者DBレコードを更新するWebアプリを1人で構築
* 公式ドキュメントをリファレンスとし、利用するサービスのクオータを意識した設計開発
1. AWS周りの構築を1人で実施
* 他のプロジェクトでS3に触ったことがあるレベルだったが、資格取得勉強を通じて体系的な知識を習得
* PJで利用できるAWSサービスを判別し、RDS以外はサーバレスな構成でAWSを構築
1. 顧客との信頼関係の構築
* 開発について詳しくないプロダクトオーナー向けにPJが抱えている課題と解決案をわかりやすく説明
1. メンバが自己組織化するように働きかけ
* PJ立ち上がり時は、相談される前にメンバーのソースや資料をレビューし改善案を一緒に考えた
* 相談やレビュー依頼をすればリーダーは応えてくれるという雰囲気を作ることで、若手メンバが課題を抱え込まないようにした
* タスクを通してスキルが向上していくことを伝えることで、スプリントのチケットの先食いが行われるようになった
#### 補足
1. AWS資格
SAA、DVA、DBS