ID:66180さん

# プロジェクト概要 高齢者の健康維持や家族間のコミュニケーション量低下を解決する目的で開発した。 高齢の両親・子供を持つ親を対象に家族向けSNSアプリ。 ユーザーは両親の生存確認、両親は健康維持とユーザー家族とのコミュニケーションが可能。 ## 利用イメージ ### ユーザー 1. 登録後プランを選択しアプリをインストール・NFCタグを購入 2. ユーザーに紐づく家族ユーザーを招待 3. 家族ユーザーが写真・動画・音声をアップロード 4. 両親ユーザーのウォーキング開始・終了のプッシュ通知 ### 両親ユーザー 1. NFCタグを用いてウォーキングを開始・終了 2. 家族ユーザーがアップロードした写真・画像・音声が自動でアプリ上に展開 # アプリケーション概要 フレームワーク: Ruby onRails, Vue,js, jQuery 使用言語: Ruby, JavaScript 開発環境: Docker(docker-compose) データベース: MySQL その他: RSpec, AWS(VPC, EC2, CloudFront, Route53, RDS, ELB, SES), Sidekiq, Nginx # 担当工程の詳細 ## iOS/Androidアプリ用APIの開発 ユーザーと紐づく家族の登録、参照、削除、変更を行うAPIを開発。 開発・テストはRSpecを用いたテスト駆動開発。 ## ウォーキング履歴の参照、CSV出力を行うAPIの開発 Vue.js/Railsの構成で、既存CMSのカスタマイズ、APIの開発を担当。 DBからユーザー毎のウォーキング履歴を取得し、統計してCSVに非同期で出力・管理者へメールを送信する。(Sidekiqを用いて非同期処理で行う) ## サブスクリプション契約画面、決済処理の開発 フロントエンドはRailsのerbを用いてサブスクリプション契約時の画面を作成(契約プランの選択/クレジットカード情報入力画面等) バックエンドでは決済代行会社の外部APIにトークン、パスワードを渡すことでクレジットカード情報の登録, 参照, 与信売上計上などを行う。 契約プランの登録時やクレジットカード登録時にはRailsのAction Mailer, AWS SESを用いて完了メール等を送信 ## 課題・問題 決済会社毎の売上検索機能の開発を担当した際、 複数テーブルからデータを抽出し、統計する必要があり ORMを用いて1レコードずつDBから取得し、取得したデータの重複を削除しまとめる。 という処理を行っていたのですが、 複数テーブルからデータを抽出する為、ORMだと - 実行時間が長い - 複雑で分かりにくい - 追加の要望があった際などに、変更の工数が増える可能性がある などの問題があり、改善する必要がありました。 そこで以下を試しました。 - 「同じような状況で、解決した事例がないか」を検索 - 「既存パッケージで同じような処理を行っていて、参考にできそうな箇所がないか」を調べる すると、ORMを使わず、SQL文を実行することで問題点を解決しつつ、目的の統計データを抽出できそうなことが分かり、試してみることに、 しかし、SQLを直接実行するような実装の経験がなく、知識不足だった為 SQLの基礎や検索に使えそうなSQL文などを勉強し、仮説を立てながら1つずつ検証していきました。 途中、MySQLの`ONLY_FULL_GROUP_BY`オプションがonになっていてselectに書いたカラムをgroup_byに入れないとエラーになる問題などもありましたが、`group_concat`関数を用いいることで解決し、 無事、課題を解決しつつDRYな実装にすることができました。

# プロジェクト概要 厨房機器のリースは煩雑な手間が多く申請までに時間がかかる問題を解決する 個人事業主・飲食店オーナー向けの厨房機器ECサイト ユーザーは厨房機器のリースをWeb上から簡単に申請ができチャットでやり取りが出来る。 ## 利用イメージ ### ユーザー 1. サイトに登録し厨房機器を検索 2. 気に入った器具を選ぶ 3. 登録済みの情報を使いリース会社へ申請 4. 専用チャットで担当者と連絡し申請状況を確認 5. 認証後は設置先に厨房機器が配送される 6. QRコードから修理の申請ができる # アプリケーション概要 フレームワーク: Ruby onRails, Vue,js, jQuery 使用言語: Ruby, JavaScript 開発環境: Docker(docker-compose) データベース: MySQL その他: RSpec, AWS(VPC, EC2, CloudFront, Route53, RDS, ELB, SES), Sidekiq, Nginx # 担当工程の詳細 ## チャット機能の開発 Action Cable(Ruby on Rails)を用いた、1 対 多のチャット機能。 CMS側(Vue.js)、ユーザー側(erb)を実装。 既存CMSでは新機能となり、顧客へのヒアリング、設計、実装を担当。 ファイル、画像の送受信、スニペット挿入機能なども追加で実装。 ## 課題・問題 ### 実装方法がわからない チャット機能を実装した経験のある人間がいなかった為、0から勉強して実装しました。 - ざっくりとチャット機能とはどんなものか調べる - WebSocketやRailsのAction Cableについて調べる - Action Cableの公式ドキュメントや技術系の記事をみる しかし、前提とする環境やWebSocketを用いて実現したいことが参考毎に異なっており、実装が進められなかったので、 今まで参考にしたものの共通点を洗い出しました。 - アプリケーションの構成(erbなのかシングルページなのか等) - WebSocket通信で実現すること(タイムライン, チャット, 分報) そこから既存CMSの構成(Rails非APIモード + Vue)と実現したいこと(1 対 多のチャット) を比較して、実装に必要な手順を考え、なるべく小さなタスクにして1つづつ検証していくことに。 検証の中で、WebSocket通信の導入方法が最も謎が多く「ここがクリアできれば進められるが、 なぜか通信が開始されない」という状況に。 確認方法を調べると、wscatというものがあることを知り、デバッグしてみることに。 すると「通信に必要なURLが読み込まれていない」ことが原因と分かり、修正。 無事WebSocket通信を動作させることに成功しました。