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#プロジェクト概要
【背景】
早朝、深夜の時間帯にタクシーを利用する特殊な状況の中、
コストと勤怠管理をDXする要望により、
社内の業務指示システムから発展したサブシステム開発
・期間:2020年4月ー2021年10月
・プロジェクト規模:要員6名(全体9名)
・実行環境:Azure Cloud Service(AppService、Azure Function、Azure SQL server)
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#担当フェーズ
・プログラマー(下流工程)
・保守サービス
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#業務内容
・利用者の打刻機能の詳細設計、実装、結合テスト設計、実施
・タクシー配車画面の詳細設計、テスト、結合テスト設計、実施
・Eclipse統合開発環境構築、機能実装、GitLabのコード管理
・テスト仕様書の作成
・定期的な実績データ取得、データ分析によるお客様課題解決
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#取り組んだ課題
##①開発未経験から、プロジェクト参入
【背景】
学生時代にC言語などを触れたことはあったが、システム開発の経験はゼロ
【対策と工夫】
困ったとき、自分で解決できない問題に直面したときに、周りの人に、自分の問題を伝わりやすいように共有
・自分が今困っていることを、文章に直して整理して質問する
・困っていることをリスト化する
・ネットでの情報検索能力を高める方法のフィードバックを求める
・ツールの活用
・無根拠の勇気を持ち、伝えられなくても発信し続ける
【成果】
質問をよく行うことにより、プロジェクトメンバーに受け入れられ、社内外に限らず、業務委託の方とも良いコミュニケーションをとることが出来、外部パートナーとの信頼強化にも繋がった
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##②顧客にとっていいプロダクトを作るための取り組み
【背景】
初めての開発に、どのようにいい製品を作るか模索
【対策と工夫】
・自分が納得できていないままでは、いいプロダクトが作れないと考え、システムと仕様深掘り、予想できる課題をアウトプット
・システムや仕様などを深く考えることで、起こり得る問題などをリストアップすることが出来、それがいいプロダクトにつながるし、効率的にコーディングができた
【成果】
お客様の便利性を考慮した機能が実現でき、コーア機能の安定稼働に繋がった
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##③納品期間が短い中、柔軟な対応が迫れる
【背景】
予定していたスケジュールを遅れ、予定とした自分が実装する部分は外部リソースを投入により、引き継ぐ状況に迫れる
【対策と工夫】
・なるべく早く詳細設計を作って社内の人にレビューをもらう
1から10まで設計書を埋めていると間に合わないため、優先順位付けをして、その機能の仕様の重要な
部分のみを記載することで時間の短縮をして、期日通りに引き継ぎができた
・レビューを通して、わからないところを徹底的に潰す、仕様や注意点を理解できた
・設計書に冗長な部分を削減し、新しい設計書フォーマードを提案した
【成果】
既存設計書フォーマード再設計、作業効率向上に繋がった
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##④システム監視作法を試行錯誤
【背景】
システム開発に関して初めての保守サービス運用のため、保守プロセス構築するが必要
【対策と工夫】
・保守対応に関するドキュメントやマニュアルがなかったため、非常に非効率
・自分自身の作業効率化、作業の平準化(他の人も作業できるように)のため、Azure Application Insightのログ監視方法、問題の対応方法などをドキュメントにまとめた
【成果】
・平準化によりログの設計に欠陥があることを発見、既存システムのログ再設計、及び、問い合わせ対応効率向上に繋がった
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