# 概要
ベトナムでのHRTeckサービスを展開するスタートアップの立ち上げメンバーとしてインフラ、バックエンド、フロントエンドに至るまで全体的にカバーする形でプロダクトを開発しました。
https://freec.asia/
# 詳細
「自分の興味や関心や得意なことを軸に、自分にとってイキイキと働ける仕事と巡り合う事を実現するためのビジネスSNS」というコンセプトでfreeCというサービスは始まりました。
求職者は自分の興味やスキルのタグを選択し、その選択肢を元に適切な仕事情報をキュレーションするような仕組みの開発を行っておりました。
# 担当
CTOとして創業開発メンバーとしてジョイン。
# 使用技術
- フロントエンド
- React.js => web
- React Native => ios, androidアプリ
- バックエンド
- Laravel => APIサーバー
- インフラ
- EC2
- Load Balancer
- S3
- Cloud Front
- RDS
- Redis
# 創出したビジネス的バリュー
私が在籍していた段階までで、ユーザー登録が約3万人の規模まで成長させることができました。
ここでの役割は創業メンバーという事もあったので、単にエンジニアとしてだけではなく機能開発の企画段階からアイデア出しの議論もし、また同時に、アイデアを技術的にどう実現するかを設計する事までを一気通貫で関わり、チームをリードすることができました。
特に、ビジネスアイデアを実装に照らし合わせて情報整理をした時に、アイデアの場合分け漏れなどがあるケースは多いので、そういった箇所の指摘やフォローしながらサービス品質の向上へ寄与できたと思います。
# 創出した技術的バリュー
ゼロイチ開発という事もあり、当時あまり知見がなかったインフラも含め、バックエンド、フロントエンドの技術選定から設計、実装に至るまでを一気通貫で全て行いました。
特に行って良かったと思う点はインフラに関してLoad Balancerを活用した冗長化構成を実現することで、高付加対策を考慮した設計を行いました。
反省点としては、当時はまだ本番環境におけるECSなどのコンテナ運用の知見がなかったので、コンテナを運用した冗長化構成まで行えたら良かったと思います。
ただ、当時は自分の持っている知識と時間的制約のバランスの中で、最低限のキャッチアップをししっかりと機能実現をしていくという点が求められる事だったため、その点においてはスピードとのバランスをうまく取れたと思っています。