<プロジェクト概要>
物流倉庫における、ピッキング(出荷する荷物を選び出す)と棚卸しをするシステム。
倉庫内では Android アプリを使用し、バックエンドでは Android タブレットから送信されたデータの制御や、データの転送をしていました。
<プロジェクト規模>
人数:最大 8人
期間:約 2年半(各拠点導入期間を含む)
役割:バックエンドリーダー、バックエンド開発、Androidアプリ開発、基本設計、詳細設計、DB構築
<プロジェクトにおける役割>
バックエンドリーダーとして、Android アプリ開発担当と歩調を合わせながらプロジェクトを進めてきました。
また、私自身も Android アプリの開発も担当しました。
サーバ側の言語は .NET、アプリ側の言語は Java を使用し、DB は Oracle を使用しました。
社内では Android アプリ開発は初で、社内に有識者がいない状態から様々な試行錯誤をしつつ、ゼロからの開発を進めてきました。
また、当時の社内ではソースレビューの文化や、システムのクオリティを担保するための仕組みが弱かったので、それらの仕組みづくりにも奮闘しました。
開発当初は広島県の倉庫を対象としていましたが、顧客からの評判が良く、その後、福岡、大阪といった様々な拠点に導入に至りました。
その過程で、アプリのアップデートを何度も行なっております。
また、このアプリはロジスティックニュースに取り上げられるまでになりました。
開発時は、開発室にこもって作業するのではなく、何度も物流倉庫や現場に足を運び、常にユーザからのフィードバックをもらい、それをプロダクトに反映させてきました。
そういった泥臭い努力が、プロダクトの成功に繋がっていったのではないかと考えております。