ID:62529さん

リードエンジニアという役職だった為、上長として、他の社員、インターン生、業務委託のメンバーとの朝会、夕会、1on1MTGをして、タスクの指示出し/進捗確認を行ったり、技術面で不明点があれば、随時その相談にのって、解決に導くといった部下のマネージメントをしていました。

主に以下の3点になります。 1. タスクがないメンバーを作らない事 2. 不明点があれば15分以内にエスカレーションさせて長時間悩ませない事 3. 技術的に初級者のメンバーが多かったので、技術的なサポートをして貴重な戦力になってもらう事

・タスクがないメンバーを作らない事について 元々社内ではタスク指示は口頭でしていて、タスクがいつ終わるのか、次タスクが何なのかをあまり管理できていませんでした。 そこで「asana」というプロジェクト管理ツールの導入を他の社員と提案しました。 「asana」ではタスクの記入や期日の管理ができるので、1on1MTGで毎回メンバーの抱えているタスクの進捗と期日を確認して、いつタスクがなくなるのか前もって把握し、タスクを用意してあげることを意識していました。 その結果、以前に比べてタスクがなくなるメンバーが大幅に減り、より多くのタスクを効率的に遂行させることができるようになりました。 ・不明点があれば15分以内にエスカレーションさせて長時間悩ませない事について メンバーによっては、タスクを推進している時に、長時間上長に相談せず悩み続け、ふとしたタイミングで上長が声をかけたら、実はタスクが全然進んでいないということが発生していました。 そこで社内に「15分ルール」というルールを作り、15分悩んで分からなければ、必ず上長に相談させるということを義務化しました。 その結果、メンバーから不明点のアラートが上がってくる回数が多くなり、長時間悩み続けるという事態が大幅に減少しました。 またメンバーが何に悩んでいるのか、どのように指示を出せば不明点が少なくなるのかということが分かり、指示を出す側の説明の精度が上がり、以前よりメンバーに対してより角度の高い指示出しをできるようになりました。 ・技術的に初級者のメンバーが多かったので、技術的なサポートをして貴重な戦力になってもらう事について 「技術力は高めたいが、どのように勉強すれば良いか分からない」というメンバーが多くいました。 そこで自社で開発する時に必要なスキルを一覧化して、各スキル毎に自分がどれくらい理解しているかの数値を記入するスプレッドシートを作成して、メンバーに記入させてみました。 その結果、メンバー毎にが何が分かって、何が分からないのかが明確に分かり、分からないというスキルに対して、どこを勉強すれば分かるのかを具体的に指示して、社内エンジニアの平均技術力を大きく向上させることができました。 またそのおかげで、メンバーのスキルにあったタスクを振りやすくなり、業務効率も向上しました。