## 概要
新規事業開発プロジェクトで、最初の数ヶ月はTypescriptでの開発とスクラムマスターを兼務し、後にプロジェクト専任のスクラムマスターになった。
開発メンバー(エンジニア/デザイナー)は5人前後、プロダクトオーナー2人の体制で、スタッガード・スプリントでの開発を支えた。
部署内初のスクラム開発のプロジェクトとして、前例がない中、開発者の途中離脱もなく2年でリリースした。
サービス開始よりクライアントや営業から「既存プランより応募者が選考が進む」「応募者とのやりとりがスムーズ」と評判になり、週当たり100アカウントペースで新規導入を進めた。
## 開発者としての働き
フロントはVuetify(Vue)を、バックエンド(BFF)はnest.jsを使って開発を行った。
主にサイトのコンポーネントの作成やといったフロントの小規模の改修を担当した。
また、開発チーム内で一番社歴が長く、関連サービスの仕様に詳しかったため、他メンバーに拡張性や今後のサービス展開を考慮した設計や要件の取りまとめを積極的に行なった。
## スクラムマスターとしての働き
事業部初のスクラムマスターとして、アジャイル開発未経験の企画・関係者にスクラムを啓蒙しながら、現場にあったやり方を導入・運用を担当した。
- 未経験にも関わらず積極的にスクラム関連の知識習得に励んだ姿勢
- 参加メンバーにスクラム経験者がいない課題に対して、アジャイル/スクラムについての啓蒙活動を実施
- スクラムチームがリモートで個人で孤立している課題に対して、雑談できる場所(spatial chatの活用)やslackのパブリックチャンネルでの発言を推進し、心理的安全性を確保した。
- 初の企画・開発・営業横断の開発PJで信頼関係ができていなかったため、互いの部署理解を深めるためにパブリックチャンネルでの質問、定例mtgを活用して業務について聞く場を設け、信頼関係の構築に努めた。
スクラムマスターを担当して半年が経過した頃、社内で円滑に開発ができているプロジェクトを運用したことを評価され、社内表彰された。
他のプロジェクトや部署に対してスクラム・アジャイル開発を取り入れたいという要望が上がっているため、よりユーザーファーストな開発ができる環境を整えるべく、社内でのスクラム・アジャイルコミュニティの立ち上げを行った。
特に社内でプロダクトオーナーに関する知識/経験を持つ人がいないため、積極的に英語のプロダクトオーナーの講座を受け、社内勉強会で学んだ内容を伝えた。