ID:61343さん

## プロジェクト概要 ハウスメーカー様が契約後、お客様とのお打ち合わせや工事の進捗状況を共有するためのWebアプリケーションの開発 ## アプリ機能概要 - スケジュール共有 - 打ち合わせスケジュールの共有 - 全体の工程と現在位置の共有 - 掲示板にて施工経過などの共有 - ToDo管理 - 次回打ち合わせで決める内容と準備の把握 - 打合せの検討に必要な事前準備の仕組み化 - 打ち合わせにアジェンダを登録することで確認事項を見える化 - 打ち合わせ記録や資料を電子化 - 紙媒体を電子化 - 施主様・打ち合わせごとの資料の管理 ## 参画期間 2021年1月〜 第3フェーズよりバックエンド、フロントエンドエンジニアとして参画。 主に打ち合わせ機能、ToDoチェック項目機能のUX向上タスクを担当。 2021年10月〜 第4フェーズより、PM兼エンジニアとして参画。 打ち合わせスケジュール一覧機能の処理速度改善やGoogle Calendar連携等をヒアリング・要件定義フェーズから行う。 ## 第4フェーズ開発機能一覧 - パフォーマンス改善 - 設備一覧カレンダー - 営業時間外の通知予約 - ユーザーの評価入力(レビュー機能) - スマホ対応 ### 自分が実装まで担当したタスク #### パフォーマンス改善 ##### 概要 - 前回機能追加の際に速度低下してしまった打ち合わせ一覧画面のレスポンスを改善。 - 改善前は最悪条件で10秒ほどかかっていた一覧画面が、同条件で2秒以下で表示できるように。 ##### 詳細 - 前回リリースの際、1邸名(ユーザーの基本単位)に対し、複数の世帯を追加できるように機能改修を実施した。 - その影響で打ち合わせ一覧画面の表示速度が著しく低下し、ユーザーの不満につながっていた。 - 初期開発当初は一覧性を重視し、一覧画面を取得した際に全打ち合わせを取得するようになっていた。 - 打ち合わせ詳細を選択するまでは打ち合わせの詳細情報は必要ないと判断し、打ち合わせ一覧APIの精査と打ち合わせ詳細APIの追加を実施。 - 加えて、詳細画面表示時も読み込みに時間がかかるところにはSpinnerを表示し、UXを向上させた。 - この結果、先方担当者の一番のペインであった打ち合わせ一覧画面のパフォーマンス問題を解決し、非常に喜んでいただけた。 ##### 使用技術 - Ruby on Rails(API追加、修正) - React(フロント全般、TypeScript) - Redux Toolkit(API繋ぎこみ、State管理) - RSpec ### 要件定義、技術選定までしたタスク #### 設備一覧カレンダー ##### 概要 - 先方社内のGoogleカレンダーと連携したカレンダーを表示し、会議室等の空き時間をアプリ内で確認できるようにした。 ##### 詳細 - 打ち合わせに使う会議室の予約を、より簡単にできるように機能追加した。 - これまでは、打ち合わせ日程を選択し、会議室を選択すると予約されている(選択できない)時間が表示されるのみであった。 - この機能追加で、その打ち合わせ予定日から1週間分の、所属支店の会議室の予約状況がカレンダー形式で表示されるようになった。 ##### 使用技術 - Google Calendar API(Freebusy) - React - RSpec #### 営業時間外の通知予約 ##### 概要 - お客様からの掲示板投稿の際、休日や平日の営業時間外にもメール通知が届いてしまい、営業担当者から不満の声があった。 - 営業時間外にはメール通知を予約しておくように実装し、営業時間になったらメールが送信されるように機能追加した。 - また、投稿したメッセージに「通知予約済」のバッチを付与、掲示板画面に休日には通知が届かない旨を明記し、担当者とお客様の関係性にも配慮した。 ##### 使用技術 - ActionMailer - whenever - RSpec #### ユーザーの評価入力(レビュー機能) ##### 概要 - ユーザーの声を拾い、アプリを改善していきたいとの要望があり、レビュー機能を追加。 - iOSのレビューのダイアログを参考に画面を設計した。 - ユーザーの負担にならないよう、レビューをしてくれたユーザーには3ヶ月後、しなかったユーザーには1ヶ月後に再度レビューを依頼するような仕様にした。 ##### 使用技術 - Ruby on Rails(レビューAPI追加) - React Star Review Component - Material UI (ダイアログ) #### スマホ対応 ##### 概要 - 初期開発当初は、営業担当者はiPadのみ使用とのことで、スマホのレスポンシブ対応はしていなかった。 - 実際に運用が開始すると、スマホで掲示板のやりとりがしたいというの要望が多くあった。 - ログイン画面〜掲示板投稿までの導線に絞ってスマホ対応することで、工数内でユーザーの体験を向上することができた。 ##### 使用技術 - CSS - React

## 案件概要 - 高血圧医療のオンライン診療アプリ。 - 2021年12月より開発着手。 - 2022年5月末初回リリース。 - 要件定義〜初回リリースまで参画。 ## 機能一覧 - オンライン診療予約 - オンライン診療(ビデオ通話) - チャット - 血圧データ表示 - アカウント周り(新規登録、ログイン、ログアウト) - 決済 - 薬品配送 - 医師スケジュール一覧 ### 担当タスク - ビデオ通話機能の実装 - 画像アップロード機能の実装 - 血圧データ連携機能の実装 - 既存アプリからのデータ移行作業 - 各種バックエンドの実装 - 医療従事者Webフロントエンドの実装 - 管理画面Webフロントエンドの実装 #### ビデオ通話機能の実装 ##### 概要 ビデオ通話で医師と患者のオンライン診療を実現する機能 ##### 使用技術 - React(TypeScript) - GraphQL - Golang - Amazon SNS(Voip push) - Twilio Programmable Video - JWT(Token Server) #### 画像アップロード機能の実装 ##### 概要 医師の顔写真やチャットで送信された画像をS3にアップロードする機能 ##### 使用技術 - Golang - GraphQL - AWS SDK for Go V2 #### 血圧データ連携機能の実装 ##### 概要 OMRON connect cloud と連携し、患者様が計測した血圧データをアプリで表示する機能 ##### 使用技術 - Golang - GraphQL - OMRON connect cloud (API連携) #### 既存アプリからのデータ移行作業 ##### 概要 既存のオンライン診療アプリから移行してきたユーザー様のアカウントと血圧のデータを移行する作業 ##### 使用技術 - Golang - gocsv - Amazon ECS Exec (バッチ実行) - Amazon SES (仮パスワード通知メール送信) #### 各種バックエンドの実装 ##### 概要 医師と患者のオンライン診療を可能にするための各種API等バックエンドの実装 ##### 使用技術 - Golang - gqlgen(GoのGraphQLライブラリ) - ent(GoのORM) #### 各種フロントエンドの実装 ##### 概要 医療従事者Web、管理者Webのフロントエンドの実装 ##### 使用技術 - React - Apollo Client - Graphql - Chakra UI - Jest

## 案件概要 - 山地や崖等にある、落石の可能性のある岩塊を調査し、記録するためのアプリ。 - 2022年6月より開発着手。 - 2022年9月末初回リリース予定。 - バックエンドチームのリーダーとして参画。自身含め3名のチームをマネジメントした。 - システムの全体設計やクライアントからの要件ヒアリング、デザインのレビュー等PM業務も巻き取って実施。 ## 機能一覧 - アカウント周り(新規登録、ログイン、ログアウト) - 調査プロジェクトの作成、調査員メンバーアサイン、調査案件情報修正機能 - 調査した岩塊の確認項目を記入し、調査票をExcelで出力する機能 - 上記の調査結果をもとに落石危険度の評点を計算・判定する機能 - 岩塊位置を地図上にマッピングし、ピンを立てる機能 ## 案件に取り組む際に意識したこと - メンバーの経験によってアウトプットにムラが出にくいように技術選定を実施した - 全体の進捗が遅れないよう主体的に要件定義業務を巻き取った - 出来るだけメンバーに業務を引き継いでいき、自身はインフラ構築等に専念できるような体制にした - メンバーの積みたいキャリアや得意なことを理解し、モチベーション高く業務に取り組んでもらえるよう意識した