# プロジェクト概要
大手金融系のシステム更改案件の設計業務。実装はニアショア拠点にて行う方針だったため、基本設計を担当するチームで帳票設計を担当。金融案件の設計作法や勘定系APIを学びつつ、基本設計や機能設計を行った。
また設計内で、JavaScript, HTML, CSSを使って画面モックを作成。
# 言語/環境
- フロントエンド
- JavaScript
- HTML, CSS
- その他
- SVN
- Excel
# 開発手法
ウォーターフォール開発
# 規模
チームとしては10人月程度(プロジェクトは大規模)
# 組織
全体:100~200人、チーム:4人
# 役割
PG
# 担当工程
現行仕様調査、基本設計
# 実績
本案件では、私自身に以下のような課題があった。
- 利用する勘定系APIは項目数が膨大かつ複雑で仕様理解のハードルが高い
- 金融系の設計業務ということもあり設計の粒度が細かく、高水準のレベルが求められる
幸い、基本設計前のインプットとして、現行仕様を理解・調査する期間が1ヶ月程度設けられていたため、その期間で勘定系APIについて理解を深め、不明点はQAを通して勘定系APIの設計者に積極的に確認した。その後の基本設計では、下記を実践し設計書のレベルを向上させた。
- 設計マニュアルを読み込んで1つずつ丁寧に反映し、セルフレビューで細かい記載を修正
- 勘定系APIの取得値の具体的な型や値をQAで確認し、帳票出力時に必要な文字列操作などを詳細に定義
- 一度指摘されたことは一覧化しておき、それを基に設計書レビュー前にセルフレビューを挟む
# 工夫した点
## QAを通して確認したいことの言語化、正しい日本語を使う習慣化
技術的な専門用語を使って文章だけでやり取りを行う必要があり、5W2Hが足りないことによる認識齟齬を生まずにQAのやり取りを行い、設計に反映する必要があった。苦手と感じたことだったので、何度も上司に添削をお願いしながら、言語化と正しい日本語を使うという点を意識して文章を作成し、QA作業を行った。