ID:60536さん

## 1．プロジェクト概要 **お薬手帳基盤開発** アプリ合計DL : 350万 アプリMAU : 60万 契約薬局店舗 : 25,000店舗 **・チーム構成** プロジェクトマネージャー 1人 システムエンジニア1人 プログラマー 2人 **・チーム内の自身の役割** バックエンドエンジニアとして従時(システムエンジニア) 工程は要件定義からリリースまで。 ## 2．担当業務 PHP Zend2でのAPI開発 バッチ作成 本番データの運用保守 ## 3．使用技術 言語：PHP(Zend2) 、html、css、js(jquery) OS：linux DB：MySQL インフラ：AWS ## 4．習得したスキル PHPでのAPI開発 要件定義〜リリースまでの業務 ユニットテストの実装 MySQLでのDB管理 各システム間との機能連携 軽微フロントエンドの実装 AWSサービス(s3、DynamoDB、Athena、Cognito)、SDKの利用 コードレビュー ## 5. PHPでのAPI開発 ***糖尿病手帳機能開発*** **【概要】** 糖尿病に関連する　PHRデータの 登録、更新、削除、取得API作成。 **【課題・問題点】** 既にリリースされているサービスとシステム間の連携をする必要がある事。 **【気をつけたところ、学んだこと】** 元々血圧手帳機能というのが先にリリースされており、 そこで利用されているテーブルに新たにデータを投入し 血圧手帳で登録、更新、削除したデータが糖尿病手帳で反映されるなど 単体テスト、結合テストがかなり大掛かりになった。 当初はシステム間の連携など理解することができず、手戻りが多い状態だった。 そこでテスト仕様書やマトリクスを作成し、システム間について理解できるように 工夫を入れたところ、手戻りが無くなった。 他の案件でもこの時の経験を生かし、手戻りがないように作業を行っている。 ***アップルヘルスケア機能開発*** **【概要】** アップルヘルスケアと同期を行い、血圧、脈拍、歩数などの データを取り込むAPI作成。 **【課題・問題点】** 同期する時間が1時間に1回毎なので 登録が多くなりレコード数が多くなってしまう懸念点があった。 **【気をつけたところ、学んだこと】** 企画側とは前もって話をしていたが、同期する回数が多かったので DBに不必要なデータが多くなり、データの表示数も増えてしまい ユーザが見づらい状態になっていた。 現在は改修を行い同期する時間帯も調整しましたが、無駄な開発が増えてしまった。 今回で企画側からの要望をただ要件定義してリリースするのではなく、先々どうなるかなどを システムの観点から見て、エンジニアから提案しなければ無駄な開発が増えることを経験した。 これ以降は要件定義の時点でDBやサーバーなども考慮しながら企画側と打ち合わせをするようにし 機能を作ってどうしたいのか、目的は何なのかを深掘りしてから設計に入るようにしている。 ***アンケート診断結果機能*** **【概要】** 血圧手帳の利用率を上げるため、アプリを開いた際に血圧情報の アンケートに回答して頂いた後、血圧手帳画面に遷移するAPI作成。 **【課題・問題点】** 血圧手帳以外にも糖尿病手帳や緑内障手帳があり 将来的にこれらもアンケートを取るので それらも考えてDB設計、実装を行う必要があった。 **【気をつけたところ、学んだこと】** テーブルのカラムを血圧手帳に絞るのではなく他の手帳でも 使用できるように設計を行い、IF、実装についても汎用的に作成した。 それにより血圧のアンケートをリリースした後に糖尿病のアンケートを作成することになったが 既存のDBやAPIを再利用し、工数の削減を行うことができた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー