当社はメンバーのほとんどがリモートワークで、リアルに近いコミュニケーションをバーチャル上で行うというのが長年の課題でした。
マイクオフ機能がついているものだと、メンバーがどうしてもマイクを切ったりしてしまうため、リアルが感じられない、、、。そこで自身等が使用する目的での限りなくリアルに近いバーチャルオフィスを作成したいという要望のもと作成いたしました。
端末 Mac,iPad
### システム仕様
・基本的な動作は代表的なビデオアプリと同じ
・自身のアイコンを動かすことができ、他の人との距離に応じて、声の音量が変わる
・ルーム内にオブジェクトを配置でき、そのオブジェクトに防音効果を持たせることができる
### 携わった機能
・ユーザーの入退室が画面から確認できる入退室ログのようなものを作成
・ルーム内に配置するオブジェクト(図形、画像)にz-indexの値を自身で設定できるようにした
・ユーザーが入室した際に、音が鳴るようにした(コンビニの入店音的な)
・画像の拡大縮小を行った際に、比率が変更されてしまうという問題が起きていたために、使用するライブラリを変更し、比率が変更されないようにした。
・ルーム入室中に通信周りで不具合が出た場合には強制退室させるようにする
・静止画を管理するサーバーの作成
・肩たたき機能の追加
・その他細かい機能追加、バグ改修等
苦労した点としては、ここまでガッツリフロントの機能がモリモリのアプリケーションに携わるのは初だったため、細かい違和感を開発しながら感じ取り、実際に解決していくのに苦労しました。
自身はこのアプリの開発者でありながら、ヘビーユーザーでもあります。
そのため、不便なところ、また挙動がおかしいところ、わかりにくいところというのは、自身もよく気づくことができ、それと同時に積み上がって片付いていかないIssueの山を解消していくのにも苦労しました(笑)
自身がアサインした際には、会社内ではありますが既に利用開始していたために、みなさんのフィードバックをいただきながら、ユーザーと近い距離で開発できたのはものすごくいい経験になりました。