世に貢献するソフトウェアエンジニアになる
私はアプリケーションエンジニアです。私はソフトウェアエンジニアではありません。 以下に、私が思う、アプリケーションエンジニアと、ソフトウェアエンジニアの違いを書きます。 GoogleやFacebookなどの大きなテック企業には、基盤技術を開発して、それをOSSとして公開しているようなエンジニアがいると思いますが、彼ら彼女らのような活動をしている人を「ソフトウェアエンジニア」と私は呼んでいます。 一方で、そういったOSSを使用して、そのOSSの恩恵を受けながら一般のコンシューマーや企業が日常生活や業務で使うアプリケーションを作る人は、アプリケーションエンジニアと呼ばれるでしょう。 私は、後者のタイプなので、自分自身はアプリケーションエンジニアだと考えています。 そうでありながら、私は、基盤技術を開発するソフトウェアエンジニアになることに憧れます。 インターネットの礎(いしずえ)を作る基盤を開発することは、インターネット技術の進化そのものを支えていることになると考えています。人類全体が使える共通資源を開発している、という言い方がもっとしっくりくるでしょうか。 例えば、稲作のやり方を発見し広めた人たちや、米の品種改良によって寒冷な地域でも美味しいお米を生産できるようにした人たちは、米に関する知見を深め広く共有したことによって、人類全体の食卓を支えていると思います。 それと同じように、例えば従来のHTTPに変わる新たな通信のプロトコルを提唱し、実装している人たちは、現代のインターネットの課題を解決し、それを広く共有することで、より低レイテンシな通信ができるインターネットを実現しようとしています。 最初はどんなに小さなことでも良いのですが、私は、今存在する技術的課題をしっかり理解し、解決することで貢献したいと考えています。もっと詳しく言うと、「誰かが提示してくれた既存のソリューションを適用(アプライ・アプリケーション)するだけでなく、課題を発見し、そのソリューション(ソフトウェア)自体を作れるエンジニア」になることを目指しています。
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