サイトのパフォーマンス改善・バグ改修を行い、いついかなる時もサイトを快適に閲覧できる状態にする必要があった。その為にインフラ部や品質管理部とのやり取りを行い、部署間のコミュニケーションを円滑にし、効率を図り、生産性を担保する責務があった。後は、自身より後に入社したエンジニアの社内研修課題の担当とコードレビューの実施を行い、教育を行った。
一番苦労したのは、部署間とのやり取りや顧客折衝などの対人コミュニケイトの部分だった。DevOpsでは運用チーム、Slerでは顧客といったドメインエキスパートの方々はITリテラシに突出した人は少なく、開発側との問題定義の共有が難儀になる。例えば一つの画面が500エラーで見えなくなった場合、
「特定の値がnullになった為」と伝えても理解が難しいので「管理画面でオペレーターが商品情報を消した為、受注伝票が商品情報を参照できなくなった」といったように伝えれば「このシステムはこの行動するとエラーになる可能性がある」といった教育が出来るようになる。この例は開発側のエラーハンドリングの落度だが、全てのエラーを駆逐するのは時間が掛かる故、サイトが問題なく稼働することが一番なのでドメインエキスパートの教育をすることによりサイトの稼働率を上げれた。