責務としては、個々のエンジニアが成長、のびのびと働けるようにしつつ、プロダクトのやるべきこと自律的に、責任を持って遂行できるような状態にすることでした。
最も課題だったのは時間がないことでした。ミーティングの量が多く、障害の発生時など緊急事態には必ず呼ばれる状態だったので、開発チームから質問が多くなってしまったり、情報が集中してしまい業務が滞ってしまうことが課題でした。
また、途中からはPdMの退職から、2チームのプロジェクトの運営をすることになってしまいスクラムイベントの進行も2チーム分行っていました。
最も大きな効果があったのは、2チームのプロジェクトを1つのチームにまとめることでした。チーム内のエンジニアの人数が大きくなり対応するプロダクトも増えてしまうため懸念は出ましたが、結果的にチーム間の交流が進むことでチーム内でのクリーンアーキテクチャの理解が進んだり、機能リリースに時間がかかっていた課題を、チーム統一することでよりスピード感を出して開発を進めることができるようになっていました。
また、メンバーが自主的に仕事を進められる環境にも力をいれていました。具体的にはスクラムのPBIのゴールを細かく明確に記載することと、見積もりの際に個々のエンジニアの方に意見を出してもらうことです。
ゴールが明確になりそれを実感してもらえていれば、その後の質問も少なくなり、自主的に実装を提案しつつ進める環境ができてくるためです。
1on1などでも、セールスチームからの質問の対応やスクラムイベントの会話の数など、意見を出したり自主的に業務を進められることを目標設定に置きながら進めていました。