ロードマップ上のタスクの納期、工数を可視化してマネージャーが報告しやすいような体制を作る
マネジメントを始めるまでは、やりたいことをチケット化したものが存在している状態でした。粒度がバラバラのタスクが混在している状況で、マネージャーは全体像を把握できていないのだと感じました。
そこで、以下の対応を行いました。
- チケットをいくつかグループ分けして、より大きな軸で取り組んでいるタスクがわかるようにする
- メンバーと納期や優先度を相談して、ガントチャートを引き、遅れがないかを視覚的に判断できるようにする。
- 毎週の定例会議の際に、差し込みのタスクや遅延が発生しそうなタスクについての報告を行い、差し込みの場合、実際にそれをやるかの判断や、やる場合に捨てるタスクが何かを自分やメンバーの意見を交えて決める
- スプリントを1ヶ月で切り、その中で上記の運用を行い、月末にタスクの進捗と運用についてのKPTを行う。
これによって、チームのタスク状況が健全なのかわかるようになり、また差し込みで入ったタスクと既存のタスクを天秤にかけて、何を優先すべきかの判断がつくようになりました。
運用して行った結果、一部属人性の高いタスクや質問が一人に集中するといった不満がKPT上で出てきました。
これについて、以下のようなことを行いました。
- 質問担当、運用、障害対応について当番制で全メンバーが対応する
- 一部の属人性高い運用について、できるだけ二人以上でやる