この人に、もしくはチームに相談すれば開発を気持ちよくやっていけるとみんなが思える開発組織、会社をつくること
ずっといちプログラマーとして、いわゆるICとしてのキャリアを積んできましたが、今後はエンジニアリングマネージャーとしてのキャリアを積んでいきたいと考えています。これまでもリーダー、マネージャーとしての仕事を兼務することはありましたが、今後は組織や人のことを自分の問題領域の主軸にしていきたいと考えています。 我々は日々の指標を数字化し、客観的な指標を通して事象を把握することが基本の職業ですが、数字に劣らず人や組織をマネジメントする際に重要なことが、納得して仕事をしているかだと考えます。機械のように、いつでも同じパフォーマンスを出せることを期待するのではなく、サポートする人がいることで、結果として一定の期間に十分なパフォーマンスを出してもらうように働きかけていきたいです。 ウェットに、感情を大事にして仕事をしたいと言うと、仕事に感情を引きずることはえてして良くない事ととらえられることもあると思います。例えば感情を大事にするということは、周囲に対して無遠慮な感情をぶつけても良いというような話ではなく、結局感情とともに生きる人間である我々が継続的に健康的に仕事をしていくためには、感情の存在を認めてやっていくほうが大事だと感じたのです。 そしてその納得をしてもらうために必要な要素のひとつが「信頼」であると考えています。日々の1on1などの取りくみは問題点などのフィードバックとともに、信頼醸成の時間としていきたいと考えます。信頼の醸成には単純接触だけではなく、数字をもった客観的な説得力、実際にマネジメントでメンバーの期待に応える実績など様々で、まさに人による部分も必要であるとは思いますが、ウェットに共感をもって寄りそうマネジメントをしたいと考えています。 例えば人事評価においては仕事としてとった行動を主に評価していく訳ですが、その行動もたらしたエンドユーザーへや成果への思い、努力などを全て評価するのは不可能なので、せめて評価などにおいてもその信頼をベースにフィードバックがしあえることが、特に被評価者の納得を得てもらう重要な要素と考えています。少なくとも、思ったことを言いにくい人を交えて健全なフィードバックは難しいと思います。 そのような人的な信頼を前提にマネジメントに取りくみ、帰納できる方法があれば制度として会社のより広い範囲にフィードバックして、会社単位にスケールできればと考えており、それが会社の文化、特色として認知されるということをやっていきたいです。
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