ID:31862さん

インフラエンジニアのチーム。７−８人で構成され、20個程度のwebサービスのインフラ運用を行っていた。

webサービスのインフラを滞りなく運用すること。新しいwebサービスのインフラ構築運用をこれも滞りなく行うこと。

増え続ける案件に対して限られた人的リソースを有効利用するため、各メンバの価値を高める必要があると考えた。特にモチベーションの管理に腐心した。 ある程度技術力があるメンバに対しては最低限の報告を条件に裁量を多めに与えてモチベーションの維持を心がけた。手間がかかる作業については自分自身がサポートに回ることでフラストレーションを低減することを心がけた。 新卒など技術の不足するメンバに対しては新しい技術の必要なプロジェクトにアサインし、価値を高めるとともに自信をもたせることを意識した。新しい技術について学ぶコストはベテランと新卒に大きな差はないと判断した。ベテランには参加しても良いが新卒のサポートという条件をつけた。 前リーダーが突然抜けたためにいきなりチームを率いる事になり、戦力の穴を埋めるために上記のような考えに至った。 突発案件でどうしてもリソースが足りなくなることがあったが、数あるシステムのうちでインフラの停滞が許さそうなものをピックアップして少しずつ先送りにすることでまかなった。 上司からは理不尽な指示もあったが粘り強く交渉することで案件を減らすことも試みた。実際にいくつかの案件は優先度を下げることができた。 人当たりがよく、気難しい相手に対しても臆することがあまりないという自身の性格も幸いしたと思われる。