## 概要
私がプロジェクトに参画した時は開発終盤で主にUI周りを担当してくれとの事でした。
ゲーム開発は以前の現場でカジュアルゲームの開発しかしていなかったので本格的なソーシャルゲーム開発は初めてのことであり、UI周りのみとはいえ非常に胸が踊ったのを覚えています。
しかし、いざ配属されてみると人員が別のプロジェクトに取られていたり、既に退職済だったりで開発当初のプログラマは私と上司の二人でプランナーやデザイナーに至っては専属がなしと言ったような有様でした(後にこの上司も別のプロジェクトに取られた)。
当初のUI周りの担当部分は必然的に上司が担当する戦闘シーン以外を構築するという(UI周りと言えばUI周りですが・・・)もはやなんの担当なのかわからない状態でほとんど新人の自分に務まるだろうかと不安と様々な場所を触れるという興奮がないまぜになったような状態になっていいました。
更にプロジェクトの責任者から当初の販売予定が遅れるので新規の真新しい機能を作成してほしいと言われ、急遽ARモードを追加する運びとなり(もちろん自分に振られた)言われたその日から作業の合間を縫って勉強を始め当時まだ黎明期であったARCoreとARKitを使用して実装しました(勉強自体は真新しい内容が多く楽しかった)。
私がUI周りで主に実装した処理は数値(課金額、スタミナ、現在の時間)を監視することが多いためUniRXを使用しています。
課金システムの構築にはIOSもAndroidもPC版も共通のクラスからエクステンションを呼びスクリプト側からOSを判断して適切な動作をするように実装しました。