6名体制のフロントエンドチームのエンジニアリングマネージャをしていました。
※組織体制変更により管理職にエンジニア職以外を配置するようになったため退任
テックリードはあえて別のメンバーを立て
- チームビルディング
- 各種MTGのファシリテート
- リソース管理
- ピープルマネジメント
- 採用
- 評価
などを行いました。
チーム運営においては**心理的安全性の担保**と**メンバーの集中時間の最大化**をモットーに取り組みました。
# チームビルディング
ミッションベースだった組織体制から職能ベースの編成になり、フロントエンドチームが新設されることになり、1からチームビルディングを行いました。
「チーム名以外何も決まっていない」という課題があったため、以下を主導で決めました。
## チームミッションの設定
チームの方向性やタスク優先度に迷ったときの道標になるので作成しました。
MTGの場でメンバー全員の意見を集約し議論することで、全員が納得できるミッションを作り上げることができました。
## 会議体の設定とスプリントの導入
進捗共有のMTGは多すぎても少なすぎても良くないため、メンバーの集中力とタスク把握度のバランスが良い開催頻度をMTGを設定しつつ、スプリントも回せるようなルーティンを考えました。
## WorkingAgreementの作成
心理的安全性の高いチーム環境を作るためのルールとして作成しました。
こちらも自身が単独で決めることはせず、メンバー全員の意見を集約して盛り込むことで
全員が納得できる条項を作成しきることができました。
## 定期1on1 振り返り会の実施
自己主張が苦手なメンバーが個人で問題を抱え込まないよう、タスク把握とは別に
1on1で状況をヒアリングし心身の健康に気を配ったり、チームの振り返り会の設けて課題の洗い出しと改善をすることで、メンバー個人とチームの雰囲気が良くなるよう心がけました。
# ファシリテート
定例MTGやスプリントプランニングではファシリテーターを担当し、
- 常に明るいムードを保つ工夫
- 全員がフラットな立場で意見議論ができる雰囲気作り
- 議論が脱線していかないような進行
などを意識して行いました。
# リソース管理
メンバーのスキルや負荷の状況が偏らないようなアサインや引き継ぎなどを行っています。
どのメンバーの担当タスクにも対応できるように、自分自身は広く浅くタスクを把握できるように心がけてました。
# 採用
昨今のエンジニア採用の困難さを考え、現場手動で採用活用に力をいれています。
メンバーの負荷やコンテキストスイッチコストを優先するため、自分自身が最もタスクを担当しており
- 採用部門との定期MTG
- カジュアル面談
- 一次面接
を担当しました。
# 評価
社内基準に沿ったMBO評価を行いました。