上記ネットスーパープロジェクトの後、新規事業の担当となり、事業スキームの作成に携わる。新規事業では、業務コンサルティング、製品導入コンサルティング、企画営業を主に実施。その上で、複数のクライアントに対してPMもしくは、アーキテクトとして参画し、技術的な課題の解消、チームマネジメントを実施。また、同事業に おいて自社サービスの企画、社内提案を実施。
主なプロジェクトととしては、住宅ローン取り扱い会社にてOCR ×RPAを用いた業務の改善を行う。対向システムに応じて言語をかき分け、RPAでできない内容を実現したため、使用言語が多い。
以下詳細(一部案件)を追記。
>具体的に何をどうしたのか?
⇒住宅ローンの審査業務の自動化をRPAツールの導入とOCRを用いて実現することを目指すプロジェクトが発足。その中で、ツールや外部API(Salesforceや提携サイト)との連携やDB・コード規約などの技術面の設計全般を実施。その後、同プロジェクトにおいて運用・保守ならびに追加開発などのプロジェクトのマネジメントなどを実施。
>どんな問題がありどう解決したのか?
⇒RPAやOCRについてクライアントが過度な期待を持ってしまうため、
導入により何が変わるのかということをきちんと論理的に説明を行った。
>どんな技術やツールを使ったのか?選んだのか?
⇒クライアントから要望があったため、RPAツールは、「Bizrobo!」を導入。
OCRツールは、帳票の特性(固定or非定型・活字or手書き等)に合わせたSDKをPOCにて評価を行い選定し、開発を実施。
RPAツールのみでは実現できない内容やRPAツールは速度が遅くなることがあるため高速化が必要な箇所(画像の変換処理やhtmlの解析等)について、C#でパッチをつくるなどツールによらずに最適だと考えられる方式で構築を実施。
>こだわった点や難しかった点、ドヤれる事はなにか?
⇒1億越えのプロジェクトの全体設計やプロジェクトマネジメントを任されたことは、非常に自信になった。こだわりとしては、RPAは導入が計画的に進めることが難しいため(業務都合で変更が多い)、DB設計に苦心した。結果として、データを建て持ちで保持させるテーブルをいくつか用意し、viewもしくはストアドにて仮想的に帳票型に成型するようにし、汎用性を高めることができた、技術的に非常にやりがいを感じた。
また、各テーブルに適切にインデックスを張っていたため、コストにおいても影響はなかった。
>結果や成果はどうだったか?
⇒本プロジェクトとしては、導入により業務人員の追加が不要になることや、申込書の項目を1/6に削減(OCRで住民票などから読み取るように)することができた。