ID:21878さん

パスワードの定期的変更を要求したりDNSの浸透を待たせるようなことのない、ユーザに真に優しいサービス開発を続けたい。

私は「ITを活用したサービスによって世の中を便利にしたい」という想いで Web エンジニアという仕事をしている。BtoB の受託開発でも BtoC のサービス開発でもどちらでもよいが、いずれにしても開発者やサービス事業者として、顧客が満足するもの、利用者が便利になるものをつくっていきたいと強く思っている。 しかし実際には、スケジュールが短い、リソースが足りない、開発者の知識が足りないといった事業者側の様々な理由によって、顧客が満足できない、何故か不便な作りになっているサービスやプロダクトが多く存在する。 私は技術者として、その事業を行う組織・チームの生産性を上げるための仕組みづくりや、本当に便利なサービスを提供するための体制づくり、知識や技術を高めるための活動を通じて、BtoB であれば発注者（クライアント）が、BtoC であればエンドユーザが喜ぶモノづくりに関わっていきたい。 一ユーザとして世の中にあるサービスに触れている中で、アカウントを用いるものがあれば「パスワードを定期的に変更してください」とお願いするものがあったり、DNSのサービスにおいては「DNSの設定変更後は浸透まで72時間かかります」と説明しているものがある。これらは一例であるが、技術的な観点ではこれらの説明は全く以て適切ではない。 少し話が変わるが、例えば携帯電話の契約をするにも、何年縛りだとか抱き合わせ商法だとか、そのサービスの在り方が利用者にとって優しくない、金儲けやビジネスを優先した体系になってしまっているものがある。私はそのような「仕事」はしたくないと思っている。 利用者が対価を支払ってサービスを受けるにしてもその利用者が気持ちよくお金を払える（金額に対してサービスの品質が高い）ようなサービス開発、本当に便利なものをユーザに届けられるサービス開発に尽力したいと思っている。