## プロジェクト概要
新設の物流倉庫の入荷・出荷検品業務を正確かつ効率的に行うため、Android OSハンディターミナル向け検品アプリとAPIのバックエンド機能を開発しました。
## 役割・体制
### 自身のポジションと役割
Androidハンディターミナルの検品システムの開発を担当。
業務内容は主に以下の通りです。
・出荷関連機能の(実装/単体テスト/結合テスト/総合テスト/運用保守)
・画面のデザイン
・技術検証/影響調査/障害調査/障害対応
・システムのコアロジック製造
・DB連携
・ビルド、デプロイ環境構築
・顧客折衝/資料作成/営業同行/ユーザーヒアリング
### チーム規模と構成
- 要件定義、設計部分はプロジェクトマネージャーが行い、実装、テスト、運用保守をエンジニア1名(私)で担当しました。
- メーカーや現場担当者を含む、関係者と密に連携しながら開発を進めました。
## 背景・課題
### 技術的な面
- 社内では、Android OSのハンディターミナルでの開発・導入実績がなく、また、私自身も経験がなかったため技術的なキャッチアップが必要でした。
- リリース方法の選定(サイドローディングを選択)、アップデートの方法、リリース後も安定稼働まで不具合解消、切り分けなど難航しました。
### 運用的な面
- 出荷量が非常に多い倉庫で、業務の品質を落とさずに効率的なピッキングと出荷検品作業を実現することが求められました。
- 作業員が日々流動的に変わるため、現場の運用調整が難しく、システムと現場作業との噛み合わせに課題がありました。
## 実際の取り組み
### 設計・改善内容
- メーカーと密に連携しながら、ハンディ端末の特性や動作仕様を継続的にキャッチアップしました。
- 作業員が操作しやすいアプリケーション設計を重視し、説明負荷を軽減するためにユーザビリティの向上に努めました。
- 現場の運用フローに合わせてAPI仕様や検品ロジックを柔軟に調整し、現場の多様な作業状況に対応可能な設計にしました。
### その他アピールポイント
- 現場の声を積極的に収集し、システム要件に反映させることで、導入後の運用定着を促進しました。
- 現地対応を含む障害調査を担当。該当の障害について端末起因/アプリ起因の切り分けを行うため、ログ解析および実機検証を実施し、メーカー・顧客との直接連携を通じて原因特定と安定稼働に貢献しました。
## 成果・価値
- モバイル開発未経験の状態から6ヶ月でリリースを達成し、社内に導入実績を作りました。
- 業務効率化を実現し、物流倉庫における入荷・出荷検品作業の品質維持とスピード向上に貢献しました。