ID:81389さん

トヨタ自動車向けカーナビゲーション開発プロジェクト チーム体制 ・テスト設計、動作確認、ログ解析、デバッグ作業を担当する8～10名規模のテストチームに所属 ・アジャイル形式の開発サイクルに合わせ、機能単位でテスト設計〜評価までを担当 【概要】 新規UI機能や音声認識、ルーティング処理など、実機でなければ確認できない領域のテスト設計・実行を担当。 【どのような作業か】 ・実機ナビ本体を用いた動作確認 ・テスト観点の抽出、テスト設計 ・ログ取得、ログ解析、必要に応じたデバッグ依頼や簡易的なコード修正 ・試験車を用いた実走評価 【課題・問題点】 ・実機を扱えるメンバーが限られており、依頼が集中しボトルネックとなっていた ・開発側にも実機を操作できるエンジニアがほぼおらず、設計者とテスター間で仕様認識にズレが発生 ・実走評価では走行時間が限られているため、想定ケースを回しきれないことがあった 【打ち手・使用した技術 / 工夫】 ・実機の取り扱い手順・検証時の注意点をまとめた知見共有資料を作成 ・Slackで動作確認結果やハマりポイントを積極的に共有し、属人化を解消 ・実走評価が効率化できるよう、Google スプレッドシートで走行ルート別の検証観点リストを作成 ・ログ解析ではgrep/正規表現を活用し、不具合再現性の判断を高速化 【成果】 ・実機検証の依頼待ち時間を約30〜40％削減 ・開発側にも正しい動作イメージが共有され、仕様認識の相違が大幅に減少 ・実走評価での発見不具合は平均5件以上を安定して報告できるようになり、プロダクト品質向上に寄与