ID:81017さん

<b>2024年、自社アプリのバックエンドのモダナイズを実施。</b> <ul><li>20年間運用されてきたレガシーシステムを、ドメイン駆動設計を用いて再構築。</li> <li>社内外のシニアバックエンドエンジニアが共同で開発を行う中、フロントエンドエンジニアとして参画し、既存仕様を維持しながら新システムへの移行をサポートした。</li></ul> <br> <b>背景</b> <ul><li>長年の運用により、データベース設計やバックエンドの実装に技術的負債が蓄積。その結果、既存コードがブラックボックス化し、新機能の追加やサービス拡張が困難な状態に陥っていた。</li> <li>これを解消し、アプリの機能を拡張するため，新しくアーキテクチャを刷新する必要があった。</li></ul> <br> <b>対応内容</b> <br> フロントエンドエンジニアとして以下の対応を実施： <br> 1.APIバグ解析・デバッグの主導 <ul><li>新しく作成したバックエンドAPIに対して、フロントエンド側で発生したバグの解析・デバッグを主導。 <li>自身のドメイン知識を活かし、バックエンドエンジニアと連携してバグの原因を特定し，修正案を提案。 <li>途中よりバックエンド実装にも参画．アカウント情報に関するAPIの実装を担当した。</li></ul> 2.ドメイン駆動設計（DDD）によるバックエンド技術の習得 <ul><li>この機会を活かして、ドメイン駆動設計を用いたバックエンド技術を自主的に習得した。当初は概念の理解に苦労したが、簡易的なAPIを題材に、ドメイン駆動構造による実装手法を検証。</li> <li>実際に既存APIのクローンを複数作成し、バックエンド技術の理解を深めた。</li></ul> <br> <b>結果</b> <ul> <li>予定通り納期内にアプリをリリース。従来のブラックボックス化が解消され、開発スピードとチーム全体の生産性が向上した。</li> <li>従来ではバックエンドを担当できるメンバーが一人であったのに対し，数名が担当できるようになった。</li> <li>プロジェクトを通じてバックエンド開発への理解を深めたことで、フルスタックで業務を担当できるようになった。</li> </ul>