#プロジェクト経験概要
Copilot for Microsoft 365およびCopilot Studio、Power Platformを活用した業務効率化・市民開発の内製化に伴走支援を提供。生成AIとワークフローを組み合わせたデータ処理検証(PoC)、ナレッジ連携を見据えたSharePoint基盤構築、および導入設定・アーキテクチャ検討資料の策定を実施。
#チーム情報
規模:全3名(メンバー)
担当フェーズ:企画・提案、要件定義、検証(PoC)・設計、構築、検討資料作成、運用・伴走支援
#開発・実装内容A
【概要】
Power AutomateとCopilotを組み合わせたデータ突合・整合性チェックのPoC設計および検証
【どのような機能の開発・実装か】
手作業で行われていた大量データの照合・突合業務に対し、Power AutomateによるワークフローとCopilot(生成AI)を連携させ、表記揺れや非定型データの整合性チェック・エラー検出を自動実行する処理フローのPoC設計および検証。
【課題・問題点】
形式が完全に統一されていないデータの突合において、従来のルールベースの自動化では例外対応が難しく、目視確認の工数が多く発生していた。
業務部門においてAIを活用した自動化の精度や実現性に対する懸念があった。
【打ち手・使用した技術】
Power Automateのフロー内にCopilot/生成AI処理を組み込み、例外データや表記揺れを柔軟に解釈・突合するアーキテクチャを設計。
テストケースを用意してPoC検証を繰り返し、精度と処理速度のバランスを評価。
使用技術:Power Automate, Power Automate Desktop, Copilot for Microsoft 365, PowerShell
【成果】
データ突合・照合作業における自動化の実現可能性を実証し、手作業工数削減に向けた具体的な導入ロードマップを提示。
業務部門のAI活用に対する不安を解消し、本番導入に向けた意思決定を迅速化。
#開発・実装内容B
【概要】
Copilot/AIエージェント向けSharePointナレッジ基盤の構造設計・構築および市民開発伴走支援
【どのような機能の開発・実装か】
Copilot for Microsoft 365やCopilot StudioのAIエージェントが社内データを正確かつセキュアに検索・参照(グラウンディング)できるよう、アクセス権限と情報構造を最適化したSharePointサイトの設計・構築。併せて、市民開発者に対する要件整理・実装可否検証・技術アドバイスを実施。
【課題・問題点】
社内データのアクセス権限や格納構造が整理されておらず、生成AIが誤った情報や不適切なアクセス権の情報を参照・回答してしまうリスクがあった。
業務部門(非エンジニア)が自力でCopilot Studioを用いたAIエージェントを構築する際、設計やエラー切り分けで躓きやすかった。
【打ち手・使用した技術】
Entra IDの権限設計に基づき、機密情報と共有情報を明確に分離したSharePointサイト構造を設計・構築。
Copilot Studioのトピック設計、ナレッジ連携、Power Platform連携のベストプラクティスを整理し、技術問い合わせ対応やレビューを通じて市民開発者を支援。
使用技術:Copilot Studio, Copilot for Microsoft 365, SharePoint Online, Entra ID, Power Platform
【成果】
セキュアかつ高精度なAI検索・回答を実現する社内ナレッジ基盤を構築し、情報漏洩リスクを低減。
業務部門主導でのAIエージェント・ワークフロー内製開発を推進し、自走化体制の構築に貢献。