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**プロジェクト概要** 自治体向け郵送物DX化サービス 自治体から住民への郵送物を電子化し、効率的に配信するクラウドサービス。 開発規模はエンジニア8名、企画5名程度のチーム体制。 **目的・背景** - 郵送業務のDX化によるコスト削減・効率化 - 住民への情報提供スピード向上 **担当した役割** - 製造・テスト - 設計・要件定義 - チームリーダー（進捗管理・レビュー対応） **取り組んだ課題** - 毎月リリースが必要なため、短いサイクルでの開発・品質担保が求められた - 新機能開発では企画側と開発側の認識のすり合わせが課題 **工夫した点** - リリーススケジュールに合わせてタスクを細分化し、進捗を見える化 - 企画チームとの仕様調整を早期に行い、後工程での手戻りを削減 - テスト工程では過去不具合の再発防止チェックリストを導入し、品質向上に貢献 **成果** - 毎月の安定的なリリースを継続して実現 - 開発・企画の連携を改善し、手戻りやリリース遅延を防止 - チームリーダーとして進捗管理を担い、スケジュール遵守に貢献 - サービスの安定稼働と新機能追加により、利用自治体の拡大に寄与

**プロジェクト概要** 某大手銀行様 口座開設アプリおよび管理Webシステム開発・保守 数百万規模の利用者が想定される大規模システム。複数ベンダー・テスト会社を含む20名規模の開発体制。 **目的・背景** - 法改訂に伴うシステム改修 - マイナンバーカードOCR対応による本人確認プロセスの利便性向上 **担当した役割** - 要件定義（機能要件・非機能要件の整理） - ベンダーコントロール（進捗確認、レビュー依頼） - 設計・テストレビュー - 受け入れテスト **取り組んだ課題** - 法改訂対応のため短期間でのリリースが必須 - 新規導入のOCR機能は精度・セキュリティ担保が大きな課題 **工夫した点** - 要件の優先度を整理し、仕様変更が発生してもスムーズに対応可能な進め方を提案 - テストレビューでは観点を洗い出し、バグ検出率の向上に貢献 - 顧客・ベンダー間で認識のズレが出ないよう、議事録や仕様整理を徹底 **成果** - 法改訂対応を期限内にリリース - OCR導入により、従来よりもスムーズな本人確認フローを実現 - レビュー体制の強化により、リリース後の大きな障害発生もなく品質を維持

**プロジェクト概要** 大手航空会社が提供するクレジットカード申し込みシステムにおける、OSのEOL対応に伴うサーバーリプレイスおよびPHPバージョンアップ対応。 開発体制はエンジニア2名（実装担当1名＋管理1名）の小規模チーム。 **目的・背景** - サーバーOSサポート終了への対応 - PHPバージョンおよびフレームワークなどのライブラリ更新 - 保守性・拡張性の向上 **担当した役割** - 現行システム調査・引継ぎ - 基本設計・詳細設計 - 実装・単体テスト・結合テスト - リリース対応 **使用技術** - PHP / Zend Framework / MySQL **取り組んだ課題** - 最終改修から約5年経過し、設計資料がほとんど残っていなかった - 約3ヶ月の短納期でリプレイスと検証を完遂する必要があった **工夫した点** - 既存コードを解析し、現行仕様を再整理した設計書を新規作成 - 引継ぎ会において影響範囲・設計意図を明確化し、認識齟齬を防止 - 互換性問題を事前に洗い出し、テスト観点を強化 **成果** - 約3ヶ月でリプレイスおよびバージョンアップを完了 - コードの可読性・拡張性を向上し、以降の保守性改善に貢献 - システムを安定稼働へ移行

**プロジェクト概要** 大型建造物を建築する際に都へ提出する申請書類を、従来の紙提出からオンラインで行えるようにするデジタル申請システムの新規構築プロジェクト。 開発体制は約10名で、上流工程から設計の標準化を進めるフェーズを担当。 **目的・背景** - 行政申請手続きのデジタル化推進 - 申請者・審査側双方の工数削減と処理速度向上 - 記載漏れ・手続き差し戻しの削減 **担当した役割** - 要件定義・ヒアリング - 現場業務フローの整理 - 基本設計（UI/入力項目/データ項目/申請フロー） - 関係者調整（業務担当者・企画担当者・開発側） **取り組んだ課題** - 既存業務が部門ごとに属人化しており、統一した業務フローが存在しなかった - 業務担当側とシステム側で「効率化の認識」「実現したい状態」にギャップがあった **工夫した点** - 担当者へのヒアリング時、現場作業の実態と“インプット/アウトプット”を整理し、業務フローとして言語化 - 「現場の手間が増えない設計」を前提に機能単位の優先度を整理 - 複数部署への説明資料を作成し、合意形成を進めながら基本設計に落とし込んだ **成果** - 業務フローの整理と要件明確化により、システム化の前提条件を確立 - 現場との認識差異を解消し、以降の詳細設計・実装工程を円滑に進める基盤を構築 - 手戻りを防ぎながら、基本設計フェーズを計画通りに完了

**プロジェクト概要** 訪日客向け免税販売に関する法改正に伴い、免税手続き・決済処理・店舗契約管理・清算業務などを一元的に管理するシステムを新規構築するプロジェクト。 関係者が多岐にわたるため、企画部門としてビジネス要件および決済仕様を整理し、システム要件への落とし込みを担当。 **担当フェーズ** 要件定義（企画・仕様整理・関係者調整） **担当した役割** - ビジネスサイド、システム部門、法務、財務経理、外部ベンダーとの調整 - 各打ち合わせのファシリテーション、論点整理、議事録作成 - クレジットカード / 各種決済サービスの仕様調査 - API/IF仕様および業務フローへの影響整理 - システム部門への見積依頼に向けた要件定義資料作成 - 運用フロー（免税店契約・清算・資金移動）の整理 - 資金移動業資格取得に向けた金融庁対応支援 **取り組んだ課題** - 関係者が多く、部門ごとに前提となる概念・目的が異なる状態 - 免税法改正によるビジネス要件・運用ルールの変更点が複雑 - 外部決済サービスの仕様・制約を踏まえた現実的な運用設計が必要 **工夫した点** - 「業務フロー → データ → システム（API/IF）」の順で段階的に整理し、認識を揃える資料に落とし込んだ - 法務・経理側の懸念点を先に吸い上げ、要件の不整合が出ないように調整 - 外部決済仕様を比較し、実現可能性・開発コスト・運用負荷を踏まえた案を複数提示 **成果** - システム部門との見積依頼に必要な要件定義資料を整理 - 関係者間での認識差異を解消し、プロジェクトの基盤を構築 - 免税手続き・清算・運用まで一貫した業務フロー整備に貢献