ID:78938さん

## プロジェクト概要 社宅管理代行業務の基幹システムと一体となったフロントWEBシステムの再構築。全体自社開発メンバー40名体制のプロジェクト。炎上案件の立て直しとしてチームリーダとして参画し、要件定義からテストフェーズまでの各工程のリーダを担当。 ## 自身の役割・業務内容 - 顧客への要件ヒアリングおよび仕様調整 - データモデルの再設計 - テストフェーズの計画・実行 ## 当時の背景/抱えていた課題等 - 要件定義を外部デザイン会社に発注して、UI/UXベースで要件定義を進めていたため、データ構造や他システムとの連携などが設計されていなかった。また、現行システムの理解が不十分な状態で開発フェーズに突入しており、仕様考慮漏れや、開発中に新たな機能が必要となる問題が多発していた - データ構造が非常に複雑で開発者がデータを理解せずに開発を進めており、結合テスト時にデータが取得できないなどの問題が発生していた ## 課題に対する取り組み・成果 - 要求/要件定義フェーズの失敗から肥大化した開発の立て直しとして参画し、現行システムを把握しながらすでに要件調整されていたUIに極力変更が無いよう、バランスを取りながら再要件定義することで、顧客要件と現行仕様を両立させながら要件をFIXすることができた - 基幹システムと密なの仕様考慮が不十分であったデータモデルを全面的に見直し、データベースの論理・物理テーブルまで再設計をした。また、他開発メンバ向けのデータモデル理解ための勉強会を開催して、プロジェクト全体のシステム理解の底上げに貢献した - テストフェーズにおいてテスト工程のリーダとして、各テスト工程のケース作成およびデータ準備を主導し、テストの効率化施策としてPlayWrightを利用して単体テストを自動化した - 作業効率化に寄与。結合テストのテストケースからデータ作成準備を単独で実施するなど、生産性の高さでも貢献できた ## 工夫した点 - 期間システムが過去15年ほどのデータを蓄積しており、度重なる改修によりデータパターンが膨大になる、データ整合性が合ってない状況が発生していた。そこでデータクレンジングをして、データ構造をシンプルにしてからデータモデルの見直しに着手することで、アプリケーションとして考慮すべきパターンを簡素化し、工数を削減できた - データのバリエーションがほぼ無限大に作りだせてしまうため、テストケースが膨大になってしまうことを避けるため、直交表や2水準直交表などを活用し、データの網羅性は高めつつ、比較的テストデータのボリュームを減らすなどを工夫した

## プロジェクト概要 証券会社が扱うすべての商品の証券残高（ポジション）を管理するシステムの再構築。メンバーはフロント・バックエンド最大20名体制の受託開発プロジェクト。要求定義〜開発〜運用保守までのすべての工程のPMを担当 ## 業務内容 - 要求定義〜開発〜運用保守までのスケジュール・リソース・コストマネジメント - 現行システムの業務分析および顧客10部門以上への要件ヒアリング - 肥大化しすぎたシステムのスリム化のためのシステム再配置および社内調整 - GitLab、Jenkins、Redmineを構築・連携したCI/CD環境の構築 ## 当時の背景/抱えていた課題等 - 15年以上稼働していたシステムで対外システム連携が100を超え、ただのポジション管理システムではなく様々な機能が付随してしまっており、システムが複雑化していた - HW/SWのEOS期限が迫っており、システムの刷新が必要であったが、上述理由によりシステムのリプレイスに踏み切れないでいた ## 課題に対する取り組み・成果 - 現行システムは対外連携が100システムを超え、運用コストや他システム影響が増加していたため、自システムのみならず、関連システムの再配置を検討し、刷新後は連携システムを50程度まで削減した - 数年おきにEOS期限のたびに多大な工数をかけてサーバ入替、ソフトウェアバージョンアップを繰り返していたが、今回のリプレイスを機にAWSのサーバレス構成でのシステム構築を提案し、運用にかかるコストを低減できた ## 工夫した点 - 15年以上稼働していたシステムのリプレイスに伴い、現行業務分析および次期システムデザインを顧客IT部と共に策定していった結果、想定していないシステム連携が発覚するなどして当初工数から膨れていくなどの問題があったが、連携I/Fの優先度をつけ、優先度の低いシステムには外部システムの保守費用から工数を工面いただくなどして、予算の工面することができた - 外部連携システム数が膨大であったため、現状のリプレイス後のシステムの位置づけ（本システムで取り扱うデータや機能）を関係各所に説明していく活動の中で、すでに利用されていないI/Fやデータなどが明らかになり、結果的に工数の削減につながった - いままで、EC2中心でしかAWSを利用していなかった顧客であったため、顧客内でのサーバレスサービスに関するルールや規定が整備されておらず利用ができない状況であった。そのため、アドバイザリーとして会議などに参加し、積極的にサーバレスサービスの有用性や他社実績などを説明し、結果サーバレスサービス導入を実現することができた

## 【プロジェクト概要】 国内債券(JGB)の業者間取引の自動化のためのリアルタイムレーティングシステムの構築。開発メンバー5人のPMとして参画 ## 【業務内容】 - 現物や先物価格などのマーケット情報を取得するための対外システム連携機能の構築 - ディーラーが考えるレート算出ロジックをヒアリングし、システムへの落とし込み - システム全体のアーキテクチャ設計・構築 - GitLab、Jenkins、Redmineを構築・連携したCI/CD環境の構築 ## 当時の背景/抱えていた課題等 - 他社よりも早く引合いレートを提示する必要があるため、ミリ秒単位のリアルタイム性を求められていた - 顧客環境のクラウド化が遅れており、顧客システム部門でもAWSをベースとしたルール化がされつつあるものの、業務システムとしての利用が無い状況だった ## 課題に対する取り組み・成果 - マーケット情報はリアルタイムで更新されていおり、部分更新と全量更新の2パターンの更新プログラムを作成し、マーケットの変動要素に応じて、どちらのパターンで更新するかを決定するアーキテクチャを構築した。また、データ抽出部と計算エンジン部を分離し、リアルタイムで取得したマーケット情報はRedisによるキャッシュ化して高速でアクセス可能な仕組みとし、計算エンジン部はJavaで構築したが、メモリ利用の観点で性能が出ない問題が発生したことから。プロファイリングツールを利用してメモリを解析し、限界まで性能チューニングすることで、顧客の期待値を超える性能を実現できた - クラウド利用については、顧客内で利用可能なサービスが限定されており、当初利用を想定していたサービスが利用できないことが判明した。そこで、顧客システム部門へ働きかけを行い、新規利用サービスのルール化、サービス体系や使い勝手などのフィードバックなどを協力をしていくことで、早期に利用サービスとして認定してもらうことができた。その結果、顧客システム内で初のクラウド（AWS）を活用した業務システムとなり、顧客システム部門のクラウド化にも貢献。また、以後の案件でもクラウド利用したい要望があれば、当社の名前があがるようなポジションを確立できた

## プロジェクト概要 証券ディーラー向けに証券残高（ポジション）を可視化するためのBIツールの構築。開発メンバー5名のPMとして参画 ## 業務内容 - 既存システムの解析 - 各ディーラー部門への要件ヒアリング - Tableauによるデモ画面の作成およびディーラー向けTableau勉強会の開催 - BIツール利用促進のための啓蒙活動 ## 実績・役割 - 長年利用していたデータベースは構造的に直感的でないものとなっていたが、再構成したものをユーザ向けに提供することで、ユーザ自身がデータの理解し、BIツールを活用するためのハードルを下げることに貢献した - レガシー化していたポジション管理システムの将来的な刷新も視野に入れた、グランドデザイン作成や既存システムの解析などを実施し、翌年のシステム刷新案件獲得につなぐ事ができた

## プロジェクト概要 携帯端末の販売店舗窓口向けおよびBtoC向けサイトの再構築プロジェクト。多数のベンダーが参画しPJ全体200名程度のPM支援として参画 ## 業務内容 - 各成果物の定量化 - 開発チームのマネジメント ## 実績・役割 - 炎上案件の立て直しとして、製造フェーズから参画 - ＰＪの統括ＰＭＯとして、主に生産性の低いチームに対して、原因分析および底上げのためのアクションを実施

## プロジェクト概要 機長・副機長が離陸前に行う、運行状況、天気などを確認し運行経路を確定するためのブリーフィングシステムの構築。ベンダー3社合同での開発を横断的に監督するPM支援コンサルとして参画 ## 業務内容 - 外部ベンダー(3社)のベンダーマネジメント - 顧客IT部門の内製化支援として、開発メンバへの技術支援 - 予算獲得のための顧客経営層向けのステコミ支援 ## 実績・役割 - 前任者が過労により離脱した後任として立て直しメンバの内の1人として参画。数か月後からは1名体制でＰＪを支援 - 外部ベンダーの内、1社は体制やスキル面に不足があったため、アーキテクトとして開発を支援 - 顧客IT部門の要件調整が不足している点を指摘し、自身で要件調整資料を作成し、ビジネス部門と調整を実施