# プロジェクト経験概要
- SaaSシステム間のデータ連携基盤の開発・運用支援プロジェクトに参画。PythonおよびAWSを中心に、要件定義からリリース対応まで一貫して担当。変換処理アプリケーションの追加、テンプレート構築、ローカル環境整備、自動テスト実装、ドキュメント標準化など、品質と効率の両面からプロジェクトに貢献。
# チーム情報
- 3〜6名規模のエンジニアチームに所属し、案件ごとに担当を持ちつつ、他チームとの連携やリリース調整なども担当。横断的な開発支援や運用改善提案も実施。
# 開発・実装内容A
【概要】
- 業務要件に合わせた変換処理アプリケーションの追加
【どのような機能の開発・実装か】
- SaaSごとに異なるデータやファイルの変換処理が必要であり、必要な形式に変換・連携するアプリケーションをPythonおよびAWSで構築。
【課題・問題点】
- 各案件で個別実装が必要となり、再利用性が低かった。
- スピード感のあるリリースが必要としていた。
【打ち手・使用した技術】
- Pythonによるデータ変換処理の実装
- AWS(Lambda, S3, DynamoDB)を用いたサーバーレスアーキテクチャ
# 開発・実装内容B
【概要】
- 新規アプリケーション開発時の雛形となるテンプレートの構築
【どのような機能の開発・実装か】
- 複数の案件で共通利用可能なアプリケーションテンプレートを作成。初期構築の工数を削減し、開発標準を整備。
【課題・問題点】
- 案件ごとに毎回初期構築が必要で時間がかかっていた。
【打ち手・使用した技術】
- Pythonテンプレートスクリプトの構築
- チーム外への共有
# 開発・実装内容C
【概要】
- Bashスクリプトに対するローカル環境構築、自動テストの実装
【どのような機能の開発・実装か】
- AWS依存の処理をDocker環境で再現し、開発効率向上を実現。また、Bashに対する自動テストを導入し、リリース前のバグの早期発見に貢献。
【課題・問題点】
- AWS環境への依存により、ローカルで即座に挙動確認できない状態であった
- 他ベンダーから引き継いたスクリプトであり、単体テストが実装されていなかった。
【打ち手・使用した技術】
- Dockerを用いたローカル環境の構築
- batsを用いた自動テストの導入
# 開発・実装内容D
【概要】
- Confluenceにおける不足した資料の整備、各種ルール化の設定
【どのような機能の開発・実装か】
- 不足していた手順書や運用ルールを体系化し、ドキュメントとして整備。チーム内での引き継ぎや新メンバーのオンボーディング効率を向上。
【課題・問題点】
- ドキュメントが案件ベースで分断されており、検索性・参照性が低かった。
【打ち手・使用した技術】
- Confluenceによるドキュメントの統一・標準化
- ドキュメントレビューの導入による継続的な品質維持