親会社から分離独立したばかりのベンチャー企業の、ただ一人の社内情報システム担当として、社内のIT環境の運用・保守、IT関連の社内サポートなどの業務に従事。
また、大きなプロジェクトとしては、以下のものが挙げられる・
1. 社内システム基盤の構築
* 社員が利用するPCの選定とリプレイス、Microsoft Entra ID・Microsoft Intuneの導入
* 社員が利用するPC(Windows)に親会社から貸与されていたものを使っていたが、分離独立したこともあり、自前でPCを調達しリプレイスを行うことになった。
* PC調達において障害となったのは、150台という台数を、専任の情報システム担当が自分一人の状態で、初期設定や管理をどのように行うのか。
* 自前のActive Directoryなどもない状態のため、ID・PCの管理にはMicrosoft Entra ID・Microsoft Intuneを導入することにし、Microsoft IntuneのAutoPilot機能を使って初期設定をエンドユーザーに任せることで、情報システム担当にかかる工数を大幅に削減。
* エンドユーザーには、画像を多用したPCの初期設定の手順書を配布し、不明点などは随時問合せを受けることで、大きな混乱なくPCのリプレイスは完了。
* シングルサインオンの実装
* 自分が入社する前に、既にGoogle Workspaceは導入されており、メールも含むグループウェア・オフィススイートとして利用されていた。
* Microsoft Entra ID・Microsoft IntuneとGoogle Workspaceを連携させてシングルサインオンを実現し、利便性とセキュリティの向上を実現した。
2. オフィス移転プロジェクト
* 自分が入社したときに本社オフィスとして賃貸していたフロアが、人員増加により手狭になったため、別のビルに移転することになった。
* 移転先のオフィスのネットワーク関連全般の構築を担当し、ベンダーと協力して大きな問題なく完遂した。
* また、移転前のオフィスで問題となっていた、①インターネット回線の帯域不足、②Wi-Fiアクセスポイントのスペックと台数の不足、③Wi-Fiへの私物端末の接続が多発、という問題点の解消も行った。