# 職務要約
## 部署
CS&OP部
2022/5〜2023/10
harmo株式会社(100%出向)に在籍し、2019年6月にソニー株式会社より承継した電子おくすり手帳「harmo」の全面リニューアルに伴う、カスタマーサポートおよびオペレーション(コールセンターとオンサイトはアウトソーシング)の構築業務を担当。
## 1. カスタマーサポート業務
ソニーより継承した電子おくすり手帳システム(薬局にタブレットを設置し、ネットワークを通してクラウドのデータベースと連携するシステム)のサポート体制のオペレーション構築、ヘルプデスクの管理。
問い合わせは月200件程度
- ヘルプデスクのエスカレーション対応(月30件程度)
- ヘルプデスクのFAQ作成
- 運用フローの検討
- 問い合わせ分析業務(月次)
## 2. 全国約1,000店舗を対象としたシステム入替プロジェクト(オペレーション設計・ベンダーコントロール)
ソニー製の電子おくすり手帳を自社製品へ全面リニューアルに伴う全国規模のシステム入替を担当。
導入ベンダー1社と契約し、地域ごとに再委託先を切り替える体制を設計。
既存の導入対象700社からagreementを取得する際、同意取得フォームに現行の機器構成・導入希望時期・必要台数のヒアリングを組み込み、個別ヒアリングを発生させることなく導入スケジュール設計の基礎データとして活用。
ソフトウェア開発のリリース時期の遅延に伴い、導入計画を3度組み替え。
### 2-1. 導入不成立の原因特定と手順の標準化
主要レセプトコンピュータを使用する薬局を訪問し、連携可否を実地で調査。
Windows 7/8環境では動作しない構成であることを特定して導入対象を再設定。
さらに特定1社以外のレセプトコンピュータでは調剤情報の連携が成立しないことを突き止め、調査結果を根拠に開発へ再調査を依頼し、実装の大幅なリファクタリングにつなげた。
検証済みのケースはパターン化し、フィールドエンジニア向けの手順書として配布。
### 2-2.データを根拠とした導入停止の意思決定
2023年6〜8月に200店舗へ着手したが、導入成功率は約50%にとどまる。
事前に計画の見直しを進言したものの事業継続の存続可否と天秤の上、着手継続と判断されたため、実績値をもとに残り約500店舗へ同条件で展開した場合の失敗件数・再訪問件数・所要リソースおよびユーザーへの影響を定量化。
社内の交渉窓口である部長と連携しつつ、自身もCEOへ直接データを提示し、一度は導入継続として判断された状態を会社として導入を一時停止する意思決定に至った。
あわせて開発への改修依頼と導入スケジュールの再設計を実施。
### 2-3. 導入ベンダーのマネジメント
スケジュール変更が重なるなかで委託先の実働キャパシティが縮小した局面では、地域別の人員配置から主要レセプトコンピュータ3社への対応順を軸とした段取りへ計画を組み替え、導入を継続。
社内でエスカレーション対応チーム(4名)を組成し、対応手順と情報集約のオペレーションを構築。集中的なトライアンドエラーにより早期不具合の発見、後のコールセンター移管のナレッジを構築。
### 2-4.ドキュメント・ツールの整備
入替手順書はNotionに集約し、フローはMiro、Notion上はMermaidで可視化。外部公開向けFAQサイトはZendesk・Helpfeelを比較検討のうえ、構築・委譲コストの低さからwikipyを採用。
## 3. リリース品質の担保(QAプロジェクト)
QA専任者が不在の状況でQAをプロジェクト化する方針となり、リリースが遅延し、オペレーションも後ろ倒しになることから、期間限定で兼任メンバーとして自ら参画(4名体制)。
前職の経験を活かし、QAリーダーとマインドマップでテストシナリオを設計し約1,000項目を洗い出したうえで、検証の実行は外注メンバーへ委譲。
自身は現行システムと新システムの差分という最もリスクの高い領域に注力する体制とした。
結果、現行システムに存在する工程が新システムで欠落している事象を多数検出し、リリースを遅らせてでも修正するという意思決定につながった。
## 4. 【環境/ツール】
コミュニケーションツール:Slack、Teams
情報管理ツール: 編集閲覧 Microsoft 365、Notion、kintone、Salesforce、Box、Miro
閲覧中心 Jira Software