## プロジェクト概要
営業の見積書・申込書作成を支援するWebアプリ群を、GCP(Cloud Run)+ TypeScriptで内製し、2025年7月から現在まで開発・運用を継続しています。全営業の商談で使われる基幹ツールとして定着しています。
## 役割・体制
### 自身のポジションと役割
- TypeScriptを用いてCloud Run上で動作する営業支援アプリケーションの設計・開発・運用・障害対応を一貫して担当しました。
- ユーザーヒアリングを通じてボトルネックの特定とプロダクト要件の明確化に注力し、優先順位付けを主導しました。
### チーム規模と構成
- 自身1名の計1名体制で、開発から調整まで全工程を担当しました。
## 背景・課題
- 営業メンバーの見積もり書作成プロセスにおいて、SalesOpsチームが作業負荷のボトルネックとなっており、営業活動のスピードが低下していました。
- 複雑な料金プラン・値引き計算が手作業で行われ、見積ミス・請求ミスの原因になっていました。
- 必須機能の定義や優先度順位付けが不明確で、関係者間の認識合わせに多くの時間を要していました。
## 実際の取り組み
### 開発環境
- Google Cloud PlatformのCloud Runを基盤として採用し、サーバーレス環境でのスケーラブルなアプリケーション開発を実践しました。
- フロントエンド・バックエンド共にTypeScriptを使用し、コードの一貫性と保守性を高めました。
### 設計・改善内容
- ボトルネックとなっていた営業事務作業を詳細にヒアリングし、問題点を分解、時間消費箇所の特定を行いました。
- 複雑な料金プラン・値引き計算をロジック化し、手作業起因の見積ミス・請求ミスを上流で防止しました。
- 見積書に続けて申込書作成ツールを追加開発し、見積書〜申込書のフローを一気通貫化しました。
- 仕様調整に関しては、関係各所と綿密にコミュニケーションを取り、合意形成を促進しました。
### 新価格戦略への即応(2026年)
- 新料金プランの販売開始にあわせ、1ヶ月でPR10本・26,800行超を集中投入して見積基盤を刷新し、販売開始期日に間に合わせました。
- 追加の書類作成ツールは着手当日にリリースし、営業が即日利用を開始しました。
### 運用・障害対応
- 本番運用・障害対応(cron基盤障害の特定→止血→修正→再デプロイ)まで一人で自律完結しています。
- ユーザーフィードバックを受けて使い勝手を継続的に改善しています。
## 成果・価値
- 営業事務チーム(SalesOps)の作業負荷を営業メンバーに一部移譲し、営業活動の見積もり書作成スピードを大幅に向上させました。
- 全営業の商談が通る基幹ツールとして定着しました。
- 開発全体の実装スループット実測: 四半期121PR(5リポジトリ、FY26Q2)。