永遠のNo.2からの脱却
役員直下で、near CIO/CISOとしてここ数年は仕事をしていますが、皮肉にも、自身が活躍すればするほど、No.2としてのポジションが盤石になってしまい、ある種の閉塞感を感じています。
No.2だからこその気楽さに助けられている点は多々ありますが、自身のジョブサイズを上げていくためには、覚悟を決める他ないと考えています。
まさに現職で経験したコーポレート領域のITチームの立ち上げを、今度はトップとして関わり、企業の成長に力添えができればと思っています。
子会社含めたグループ全体に対する、Github Enterprise及びSlack Enterprise Gridを導入するにあたり、シニアのアドバイザリーメンバーとして、若手中心での導入を後押しし、4000人以上が利用する状態への発展を支えた。
主な役割としては、セキュリティやシステム連携周りの助言で、積極的にプロジェクトを引っ張るのではなく、経営層の思惑から乖離しないよう軌道修正する事がメイン。
コロナ禍で急造したリモート勤務を支えるインフラ/セキュリティの緊急強化
元々のリモート勤務の比率は低く、全従業員の数%程度のためのインフラであったが、緊急事態宣言の発令等でこれが一気に100%近くまで跳ね上がった。当然ながらインフラは逼迫し、抜け道模索でセキュリティが崩壊するという状況に。
各部署・子会社を代表するワーキンググループを結成し、VPNであれば通すトラフィックの厳選と、それをするための運用整備。セキュリティに関しては現実的に許容できる制限とそうでない場所の線引きをして、必要であれば役員判断に回す等しつつ、ルール化して施行。
結果として、細かなところでは不便を感じられたケースはあるかもしれないが、大枠として業務が大きく停滞することは回避し、また、大きなセキュリティ事故を起こすこともなく、様々な職種の業務を進行させることができた。
AWS一括請求のコスト最適化
Web系上場企業のグループ全体で実施しており、国内屈指の規模となっているAWS一括請求でのコスト削減を、CURやTableau等のBIツールが充実したことを受けて、数年ぶりにReserved Instanceの購買等の運用ルールを改定した。
過去の費用推移の詳細内訳や、使用インスタンスの事業間の偏り等を分析し、より高いRI適用を可能にする運用ルールを新たに策定した
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マネジメント対象のエンジニアとは徐々に年齢が離れていくので、ジェネレーションギャップを生まない程度に新技術全般を薄く広くキャッチアップしつつ、AWSで日々追加される新サービスなど、方式設計に影響を与える点に特に注力して習得していきたい。
※AWSソリューションアーキテクト Professional保有中(2021年再認定)
事前のイメージすり合わせが十分に出来ている必要がありますが、貢献できそうな点を探し、改善していくことに慣れているので、裁量権が大きく、委任度合いが高い状況は力を発揮しやすいです。