複雑をシンプルに、なんとなくを透明に。

シェルフィー株式会社

何をやっているのか

シェルフィーは建設業界の`「複雑をシンプルに、なんとなくを透明に。」`というビジョンのもと事業を展開しています。

事業は好調ですが、やりたいことが大きく、まだまだ実現力が追いついていない状況です。
建設業界の人がワクワクし、救われるようなサービスを社会実装できる、共に歩める仲間を探しています!

- 業務効率化SaaS『Greenfile.work』
- 数百社・数千人が関わることもある建設工事現場の効率化ツール
- 「安全書類」「入退場管理」の2製品を展開し、180,000社以上が登録
- https://greenfile.work

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# 建設現場の事務仕事をゼロに近づけ、工事に集中できるようにする

建設業界を対象に、(ひとまずは)`労務安全領域>安全書類の作成・管理をカンタンにするSaaS`を提供しています。
※労務安全領域については**なぜやるのか**に後述します。

安全書類とは、どの会社の・誰が・いつ・何を使って・何をしたか。など現場の動きを細かにログに残す役割で、
いくつかの特性から建設業界・現場のペイン度が非常に高くなっています。

- 4000万円以上(建設におけるほぼ最低額)の工事で法的に必須。
- 事故があった際に**だけ**活用される。直接利益つながらない。
- 事故を経るたびフォーマットや書式数が拡張され、現場負担が大きい(1現場で壁一面のファイルを埋め尽くすほど)
- 各社独自のフォーマット進化を経て、現場に入るたび微妙なやり方の違いを覚えないといけない
- こういった背景から、基本的に現場監督の残業理由は全て書類整備になっている

本来建設業界の方は建築物を作りたくて業界に入ったのですが、なかなかそこに100%向き合えない状況は、
時間やタスク的しんどさ以上に大きなストレスを感じるものです。

そういった書類作業を効率化し、`本来向き合うべき工事そのものに向き合って欲しい`。
という考えで効率化SaaSを提供しています。

なぜやるのか

# 建設産業について
「旧態依然とした市場をITで変革すること」を目的として、2014年にシェルフィーは立ち上がりました。

シェルフィーが挑むのは日本2位の巨大市場である建設業界。
年間約50兆円が動き、約500万人が働いています。
日本のGDPが約500兆円かつ、就労人口が約5000万人なので、日本で動くお金・働く人のおよそ10%が建設関連であるといえます。

そんな建設業界を大きな視点で見ると、3つの事象が大きなissueとなっています。
1. 深刻な人手不足
2. 建築資材価格の高騰
3. 建設需要の高まり

そのうえで`「日本は作りたいものは増えているが、満足に作れない。」`という状況に陥りかけていると言えます。

特に最大のissueは`1. 深刻な人手不足`で、
現在はピーク時から約30%減、年々右肩下がりの状況です。
また現在の建設技能労働者(職人さんですね)のうち約30%が60歳以上と高齢で、10年以内の大量離職・スキルやノウハウの消失が予見されています。

issueのペイン度合いを示すエピソードとして、
2019年4月施行の法改正によって、時間外労働の上限規制が各業界で開始されているのですが、
建設業では開始までに5年間の猶予が与えられており、2024年4月から罰則付きの時間外労働規制が適用されていたりします。
(建設産業の現状については、少し前ですが参考になる資料を国交省が公開しています。 https://www.mlit.go.jp/common/001221442.pdf)

住宅や商業施設の新設・リフォームなど、私たちに身近な建設に影響があるのはもちろんですが、
このままだと道路や河川など老朽化が進むインフラの維持管理、的確で素早い災害対応など、
国を守る上で必要不可欠な工事でさえも思うようなスピードで対応できない事態が懸念されています。

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# 建設業界最大のissue, 人手不足への立ち向かい方

国や業界、私たちのような業界外企業は大きく2軸から、大まかには下記構造で立ち向かっています。

- 担い手を増やす
- 働き方改革
- 週休2日、残業削減、適正工期の浸透
- 評価の適正化・透明化
- CCUS(建設版マイナンバー)の推進
- `担い手の生産性を向上`
- 人材・資材の効率的活用
- マッチング、繁閑の差を減らす
- 技能者のレベルアップ
- 教育、賃金UP ⇒ CCUS
- i-construction
- ハードウェア(ロボティクス, 建機)
- `ソフトウェア(SaaS, DX推進)`
- デジタルツイン(=ハード・ソフトの融合)

私たちは上記構造における、ソフトウェアによる生産性向上が建設業界外の企業の担うべき領域だと考えています。

- 効率化が民間の大きなissue(働き方改革は国の仕事)
- ロボットや工法など、工事そのものに直接関わる効率化 ⇒ ゼネコン各社の努力値が高く、専門領域
- 業界の利益構造に近い部分なので、自然に改善されていく
- ソフトウェアなど無駄を省く部分 ⇒ ゼネコン各社の努力値があがりづらく、専門領域外のため難航
- 事務などはサブタスクなので、自然な改善が工事に比べ一手遅れがち

という構造から、建設業界の生産性向上 × ソフトウェアにおいて `最も解くべきissueは何か?` を考えています。

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# 労務安全という、最重要領域

建設業界・建設現場はQCDSEという分類で仕事を分け、考え動いています。

- Quality(品質)
- 設計書に基づいた工事や、強度や耐震などの基準を満たすよう管理する。建物は何十年と使うことが基本だからこそ、建物の利用者の安全を守るために欠かせない仕事の1つです。
- Cost(原価)
- 建物の品質に影響しない範囲で、材料費や人件費などのコストや原価を管理する。
- Delivery(工期)
- 品質と予算が伴いつつ、工期内に完成させる。遅れると違約金が発生するケースがある。
- `Safety(労務安全)`
- `施工管理の中で最も重視すべきといわれる`のが、作業員がケガや事故を起こさないように安全面を管理することです。
- 危険と隣り合わせの建設現場において、事故が起こることや場所を想定し、事前に安全対策を行うことが施工管理の重要な仕事です。代表的な安全管理対策は、以下のものが挙げられます。
- 滑落防止に手すりを設ける、安全帯の使用を徹底する、機械の定期的な安全点検、当日の作業の注意点を朝礼で確認する、ヒヤリ・ハットの体験内容を全員で共有、事故が想定される場所に安全看板を設置する、、
- また、施工管理者が作業員に安全作業を心がけるよう、現場の巡回中に声かけを行うことも大切です。安全対策は作業員ひとりひとりに周知徹底することが重要で、根気強く取り組むことが求められます。

- Environment(環境)
- 自然環境・周辺環境・職場環境 3つに配慮し対応する

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# なぜ労務安全か

一言で言えば、最重要にも関わらず、最も進化が遅れると思われるからです。
工事の進捗管理、設計施工そのものと比べゼネコンの直接利益から遠く、どうしても大きな改善のベクトルは弱くなります。

- Quality(品質), Cost(原価), Delivery(工期)
- ゼネコンの直接利益に近く、ゼネコン内での努力値が高い。自然と良くなる領域。IT企業は群雄割拠です。
- `Safety(労務安全)`
- `直接利益に遠く、かつ重要であり、業界としても現場としてもペイン度が高い`。
- `IT企業が解くべき性質のissue`であると考えます。
- Environment(環境)
- 直接利益に遠い。issueとしての重要度も最重要ではない。(SDGsなどの手前から、近年重要視されてきています)

そのうえで、その特性上多くのデータが集まる領域でもあり、事業上のメリットも多すぎるほどあるのが安全領域です。

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# 何よりも、建設業界はカッコいい!!

ここまでなぜ建設か、なぜ労務安全領域か、を書いてきました。
非常に大きなペインがあり、自然に良くなりづらく、事業場のメリットも大きい。
そんなロジカルな理由でこの分野にプロダクトを提供しているのですが、、

別視点で、
単純に`建設業界はカッコいい!心の底から応援できる!`
という理由も大きいです。

わたしたちソフトウェア屋さんの、アジャイルの感覚からすると、
あんなに**大きくて複雑で大人数が関わるプロダクトを、1つのバグもなく高品質で予定通り提供**できる。
そして**それが当たり前の感覚である建設業界**からは学ぶことが本当にたくさんありますし、とんでもないリスペクトの対象になります。

これはエンジニアに限らず弊社メンバーはそれぞれに建設業界へのリスペクトを持って臨んでいるように思います。

カッコいい人達の、尊敬する業界のためになりたいという思いが、日々活力の一つになっていることは間違いありません!

どんな仲間がいるのか

# プロダクトメンバーについて
現在プロダクトチームは15人のチームで、平均年齢は31.7歳。20代後半〜30代中盤が多くなっています。

いろんなタイプのメンバーがいますが、共通するものを取り出すと、
- 会社,事業,チーム,個人の成長に対して、`主体的で前向き`であること
- お客さんの近くで開発できることにやりがいを感じていること
- プロダクト作り屋さんであり、`良いプロダクトを作り価値提供することにプライドを持っている`こと
- そのうえで技術やマネジメントなど得意領域を持っています
- `ヒトよりコトに向かう姿勢`を持ち、全体として前に進むことができる

などなどがあります。

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# プロダクトチームについて
チームの方針としては大きく3つだけで、

- 
自ら考え自律的に行動でき、それが会社の大目標から逸れないチーム
- 事業やプロダクトの持続可能性を高めるチーム
- 自律的に拡張できるチーム

この範囲内で各々が「何をすべきか」を考え実行する、各自に裁量を持って任せられている環境です。

自律分散的な考え方でないと拡大できない。
という理由ですが、それ以外も、
リーダーもメンバーも`自分で考え動き、影響を持てることを楽みたい人が揃っている`。
ということでこういうスタンスを取っているのが大きいです。

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# 会社組織について

- `納得感を大切に`し、`whyの理解にとことん向き合う組織`です
- シェルフィーチームとして、`個別チームの垣根を越えた動き`が多く見られます
- 他メンバーへの尊重を大切しながらも、時には力強い議論を起こすなど、目的に向かって進んでいます
- プロダクト・ビジネスサイドどちらが強いということもなく、情報を持ち寄り話し合い、建設業界のwinという大目標のために日々業務と向き合っています
- 永く続けることをなによりも大切にし、遠くの視点で物事を考えようというスタンスです
- 休日は誰かしらが一緒に遊んでいるなど、普通に仲良しです

第一で代表に何でも聞ける全社会議があるなど、
シェルフィーは創業当初からこれまで「納得感」を大切に運営しています。

目の前の業務に対してなぜやるのかを議論・共有し、
不安や疑念がなくスッキリと仕事に向かえる環境づくりをしています。

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入札参加回数

24回

会社情報

代表者名呂俊輝
設立年2014年
上場未上場
資本金2億6600万円円
売上高非公開円
従業員数52人
平均年齢31.2歳
住所東京都目黒区大橋2-22-42 No.R 池尻大橋 B1F
会社HPhttps://hello.shelfy.co.jp/
TECH BLOGhttps://hello.shelfy.co.jp/45af91a133d644b0ae302aadaa397226
GitHub未入力
Qiita Organization未入力

求める使用技術

  • Django
  • TypeScript
  • JavaScript
  • React
  • AWS
  • Elasticsearch
  • Django REST framework
  • Kotlin
  • Spring Boot

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