◆創業99年目の大チャレンジ!リアル×デジタルで実現する「街づくりDX」◆
東急は創業99年目の大きなチャレンジをしております。
東急ユーザーの日常生活を変える「デジタルプラットフォーム」の構築を目指して、IT業界全般に広く人材募集をはじめています。
東急はこれまで、鉄道を中心に住み良い街づくりを推進してまいりました。東急線の年間利用者は11億人(*)を超え、鉄道・ホテル・百貨店・スーパー・カード・電力と、沿線住民の生活に密着したサービスを広い範囲で提供しています。
(*)2019年度実績値
デジタル化についても、200を超えるグループ会社が、自らのサービス価値向上を目的に、独自の展開をしてきました。しかし、東急ユーザーのより快適なライフスタイルの実現へ向け、統一したデジタルプラットフォームの構築を目指し、「デジタルプラットフォーム準備プロジェクト」を設置。
本プロジェクトは、2021年下半期に本格始動する特別チームです。東急は鉄道会社のイメージが強いかもしれませんが、実業家・渋沢栄一翁が設立した田園都市株式会社を源流に持つ、田園調布を開発した街づくりの会社です。東急が作り上げてきた街に住む人々とのリアルな接点を活用し、デジタル技術を活用して東急ユーザーの利便性を向上させるデジタルプラットフォームの開発をしていきます。
▼ビジョン
![](https://i.imgur.com/i06uEow.png)
◆UXデザインを駆使した内製化がポイント。エンジニア/デザイナーがワクワクするプロジェクト◆
東急が手掛ける今回の「デジタルプラットフォーム」構築のポイントは、ユーザー視点の徹底です。ユーザーの顧客体験を軸に据え、リアルとデジタルの融合でどれだけ素晴らしいユーザー体験を提供できるか。そして、そのためにサービス・アプリ・システムをどう作り上げていくかが肝です。
電車に乗ってショッピングに行き、ランチを食べて帰ってくる。毎日通勤に電車を使い、帰宅途中にスーパーで買い物。リアルの行動で東急が提供するサービスはつながっていても、デジタルでつながっていません。東急グループの各社がアプリを提供している状態で、それをつなげるだけでも、ユーザーの利便性は格段に向上します。
そして今回のプロジェクトで東急がこだわっているのが、アプリやシステムの内製化です。これまでベンダーやSIerに依頼して作ってきましたが、デジタルプラットフォームは東急の内部で作ります。つまり、エンジニアやデザイナーを広く集めるということです。
コンサルやベンダーに単純に外注しても、今までと同じく、システムやサービスが一つ増えるだけで、東急ユーザーのライフスタイルを変える東急の街づくりDXの実現には至りません。
東急が目指す街づくりをトータルで見据えて、デジタルの力で各サービスをつなげていくには、自分ゴトとして取り組まなければなりません。そのため、社員がデザインしてコードを書く、内製化にこだわっていきたいと考えています。
デジタルプラットフォーム準備プロジェクトは、今回の活動のために新設された部署で、まずはエンジニア・デザイナーを集めて組織化していく予定です。ここ1、2年で50名規模の採用を考えているため、多くのエンジニア・デザイナーに参画するチャンスがあります。
たった2カ月で部署が新設され、プロジェクトが始動するのを見てきて、企業の規模やその歴史を考えれば、異例のスピードと感じています。それだけ今回のプロジェクトにかける東急の意気込みが感じられます。
◆年間11億人が利用する都市のデータを使い、人の暮らしに繋がるエンジニアリングを実現◆
「GAFA」をはじめ、日本でもヤフー、楽天、メルカリなどデジタルプラットフォーマーはすでに日本経済の中で大きな力を有しており、今後もその存在感は増すと予想されます。
そんな中、長い歴史を持ちリアルなビジネスで大きな存在である東急グループが、なぜデジタルプラットフォームの構築を目指すのか。
それは既存のデジタルプラットフォーマーの多くが、デジタル領域に強みを持っていても、リアルとの接点を持っていないからです。その点、東急は、東急線の年間利用者だけで11億人とのタッチポイントがあります。人々の生活はデジタルだけでは成立しません。リアル×デジタルで日常生活をより快適に向上させることができます。そして、東急が持つリアルのアセットこそ、リアル×デジタルを実現するための大きな武器です。
電車は街に住む人々にとって欠かせないインフラであり、東急が沿線界隈の資産を多数所有しています。そのため、「街づくり」を念頭に置いたデジタル推進「街づくりDX」が可能となります。
目指す世界は、デジタルをフル活用した街づくりの実現。東急の場合は、ただゼロから作るのではなく、100年の歴史で蓄積してきた顧客基盤があり、すでに街が出来上がっています。これにデジタルで手を加え、東急ユーザーのライフスタイル変革を進めていきます。
▼東急の強み
![](https://i.imgur.com/Tc90xEJ.png)
◆これまで創出してきた事業数は500以上。数十年前から「新規事業創造カンパニー」だった東急◆
皆さま、東急に対して「老舗大手企業」という印象をお持ちではないでしょうか?
実態として、創業99年目、かつグループ全体では230社あり、その事実だけにスポットを当てると老舗大手企業と言えるかもしれません。
ただ、東急がこれまで歩んできた99年の中で創出された事業の数は500を超えます。
2000年代にはグループ会社が500社以上存在しており、それらのグループ会社はM&Aで創出されたのではなく、東急の新規事業部門として立ち上がり分社化してきました。
Web界隈の有名な企業は新規事業を創造する回数が多いかと思いますが、東急は数十年前から新規事業の創出を繰り返しており、皆さまが想像しているようなスピード感に欠けた老舗企業ではないのです。
プロジェクトオーナー/VPoE
宮澤秀右
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2015年までソニーグループの各社で勤務。最後の5年間は、スウェーデンのソニーモバイルで、ウェアラブルやIoTプロダクトのUXデザイン/企画統括を務める。その後日本に帰国。IoT化による自動車業界の革新を予想し、その年に日産自動車に入社。 2016年から、ルノー日産アライアンスのコネクテッドカーサービスデザインを統括しながらデジタル内製化組織の立ち上げを実行し、2019年から日産のコネクテッドカーSW&UX開発を統括。 2021年4月に、デジタルをフル活用したまちづくりの実現を目指し東急に入社、7月より現職。
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### 参考記事
[グループ230社を持つ【東急】が、膨大なリアルの顧客接点を有効活用しながら、グループ連携しデジタル開発を推進していく重要ポスト<DX推進エンジニア/デザイナー>を募集](https://directscout.recruit.co.jp/contents/job/jb0143/)
[大企業のDX人材は今まで通りの「待ちの採用」では集まらない。VPoE宮澤が考えるDXを成功に導く採用活動と組織づくりとは](https://www.wantedly.com/companies/company_2226055/post_articles/355278)
シニアプロダクトマネージャー
田中志樹
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日系電機メーカーのISカンパニーにSEとして新卒入社。2014年よりリクルートキャリア社に移り、中途領域(転職支援)のWEBサービスデザイン及び競合調査などに従事。その後、電通デジタル社にて通信領域での企業DX支援、楽天社にてECならびにポイント関連領域のプロダクトマネージャーなどを経験し、2021年より10月より現職。
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### URBAN HACKSメンバーの出身企業 ※エンジニア/デザイナー/PdMが在籍しています。
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メルカリ,楽天,リクルート,DeNA,CyberAgent,エウレカ,クックパッド,メットライフ生命,AWS etc...
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これらのメンバーと共に、ご自身の成長はもちろん、本プロジェクトが目指す「街づくりDX」を推進していただきたいと思っております。
### URBAN HACKSが重視している3つの特徴
1. **プロセス = フラット&アジャイル**
- **チャンス、インサイト発見は全員で**。やりたいことがありすぎる状態を常に作ります
- 開発はデュアルトラックアジャイル方式で、**価値検証とデリバリーを高速**に回します
2. **チーム体制 = 小規模かつ現場主義**
- 開発チームは**素早く動ける小ささと、作業を完了するための十分な大きさを兼ね備えるサイズ**で構成(6~9名)※大規模開発の場合は、このチームが複数存在する形のイメージです
- BO(ビジネスオーナー)、PdM/PO(プロダクトマネージャー/オーナー)、デザイナー、エンジニアの4つのロールからなり、**事業部連携、デザイン、開発、QAまですべての活動に責任と権限**を持ちます
- 複数のフィーチャーチームが、ひとつのプロダクトゴールとバッグログを共有します
3. **一気通貫でDXを推進するケーパビリティ**
- 各サービスにおける**体験設計や、IT戦略、開発・リリースまで一気通貫で関与**することで東急のDXを推進します
▼開発環境などの詳細はこちらをご覧ください。
・[東急Engineer Entrance Book](https://brash-bill-e7e.notion.site/URBAN-HACKS-Entrance-Book-for-Engineer-fbb825f793284782a7b30e2e9835f218)
代表者名 | 髙橋 和夫 |
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設立年 | 1922年 |
上場 | 東京証券取引所 プライム市場 |
資本金 | 1,217億24百万円 |
売上高 | 1,392億71百万円 |
従業員数 | 1461人 |
平均年齢 | 42.3歳 |
住所 | 東京都渋谷区南平台町5-6 |
会社HP | https://www.tokyu.co.jp/index.html |
TECH BLOG | https://zenn.dev/p/10q89s |
GitHub | 未入力 |
Qiita Organization | 未入力 |