【ゴールデンウィーク営業のお知らせ】 2024年4月27日(土)~2024年5月6日(月)の期間中、GWのため休業とさせていただきます。 ※4月30日(火)、5月1日(水)、2日(木)は通常営業いたします。 ※休業期間中にいただいた審査申請については、結果をお返しするために数営業日いただくことをご了承ください。
Building energy markets coloring your life

株式会社enechain

何をやっているのか

# 日本最大の"エネルギー取引マーケットプレイス"を運営するスタートアップ
誰もがエネルギーの価値を自由に交換することができる。そのようなマーケットプレイスをつくるため、私たちは「eSquare」「eCompass」「eScan」「JCEX」という4つのプロダクトを提供しています。enechainのマーケットプレイスには既に市場の95%のシェアを占める企業が参加し、国内最大の流通量を誇るマーケットへと成長しています。

# プロダクト
**1. eSquare: エネルギー取引所**
eSquareは、国内初のオンラインでエネルギーを自由に売買できる本格的なトレーディングプラットフォーム (経産省による許認可事業)です。
エネルギー業界は自由化により年間流通額25兆円というマーケットが開放された一方、基盤となる取引を行うマーケットが存在せず、生産者や小売企業を探したり毎回個別に交渉したりするという膨大なコストがかかっていました。
eSquareでは発電会社や小売事業者からの注文をリアルタイムで見ることができ、各プレイヤーはこのオンラインプラットフォームを通じて、自分たちが納得する条件でクイックに売り買いできるようになります。
エネルギーが集まる広場であり、オンラインで取引を劇的に効率化していくという意思をこめ、エネルギーのeと広場そして2乗という意味のSquareから、eSquareと名付けました。

**2. eCompass: マーケットデータプラットフォーム**
eCompassは、世界中のマーケット価格を分析しやすい形で視覚化し、タイムリーに提供するアプリケーションです。電力取引に必要な電力価格や燃料価格の市況データなど、エネルギーに関するあらゆるデータ・マーケット情報を提供しています。
マーケットプレイスの基盤がないことに加え、エネルギーに関しては取引の判断に必要な情報が透明化されておらず、フェアな価格が分からない状態で取引せざるをえないという課題がありました。
eCompassは、多様なマーケット情報やデータを一元管理・可視化しており、ユーザーはフェアな価格を把握することができ、価格や取引量などの取引条件に有意性を見いだすことができます。
エネルギー取引の羅針盤になりたいという想いから、エネルギーのeと羅針盤のCompassをつなぐ言葉として、eCompassと名付けました。

**3. eScan: マーケットのリスク管理ツール**
取引状況や市況データから事業上のリスク量を可視化する日本電力に特化したETRM(Energy Trading Risk Management System)。リスクを比較するシミュレーション機能も提供しています。

**4. JCEX: 環境価値取引マーケットプレイス**
日本の企業が脱炭素を達成するための環境価値取引が実施できるプラットフォームです。いつでもだれでもフェアな価格での取引が実現できるよう、環境価値マーケットとGXデータサービスを提供しています。

# enechainの優位性
日本は欧米から15年以上遅れて2016年に電力全面自由化がスタートし、大手電力会社によって独占されていた日本の電力事業に「新電力」と呼ばれる小売事業者が参入しました。小売業者は発電機能を持たないことが多いため、多くの小売業者は発電会社から電力を仕入れて消費者に販売しています。enechainはこの新しく生まれた発電会社と小売事業者間の電力取引マーケットそのものを創っているスタートアップです。

設立から5年のベンチャーですが、「参入障壁が高い」「海外事業者が参入できない」というこの領域において競合となる企業はほとんどありません。ここ数年で生まれた100兆円規模のポテンシャルを持つこの巨大な日本の電力業界の "ど真ん中" に "ど直球" のソリューションを提供しています。enechainは、エネルギー業界という特殊性の高いメガマーケットに対して、すでに先行者利益を得られるポジションを獲得しており、Biz系の人員を増幅させることなくプロダクトの成長に集中させていくことができる点が最大の強みであり、面白みであると考えています。

なぜやるのか

# Our Story
### 100年に一度の大改革 - 電力・ガスの自由化
2016年4月、日本のエネルギー業界で戦後最大の規制緩和が始まりました。いわゆる電力自由化です。年間流通額は25兆円。巨大な電力の「小売事業」が完全に自由化されたことで、あらゆる企業が家庭向けにも自由に電力小売事業を営むことができるようになりました。

「新電力」と呼ばれるこの小売事業者は、従来の電力会社よりも安く電力を販売しており、東京エリアでのシェアは20%を超えます。業界に競争が生まれ、社会コストが下がる。電力自由化はこの国の競争優位性を高めるという観点で、よい変化をもたらしつつあります。
一方、自由化当初には想定されていなかった課題も浮き彫りになっています。世界情勢の影響(直近だとロシアの戦争など)による燃料(天然ガス・石炭・石油など)価格の高騰や、異常気象・天災による需給のひっ迫などによって、電力価格は乱高下し、日々の価格のボラティリティがとてつもなく高いということがわかりました。
1kw1銭から250円までジェットコースターのように乱高下する電力価格相場においては、発電会社にとっても小売事業者にとっても「収益を安定化するためのヘッジ取引」が必要になりますが、業界には明日の電力を調達できるスポット市場(国が運営)しか取引できる場がなく、先々の価格変動を見据えてリスクをヘッジできるマーケットが存在しませんでした。そのため急激な価格高騰による大きな損害で事業撤退や倒産に追い込まれる企業が続出しています。

### ペインを解消する打ち手
私たちenechainは、「エネルギー企業のヘッジが思うようにできない」というこの強烈なペインを長期間の取引ができるマーケットを創ることで解消しようと創業したスタートアップです。
短期~長期間の取引ができるマーケットをつくることで、小売事業者は予め電力を調達することができ、その時々の市場価格に振り回されることな く、リスクをヘッジした取引ができるようになります。
発電会社も先々の販売量を予測できることで、燃料の調達や発電計画を立てることができ、発電コストをさげることができます。
創業から5年とまだ若いスタートアップですが、既に業界の主要顧客にも参画いただいており、設立以来のマーケットの取引高は1兆円を超えました。

### 電力以外にも「燃料」や脱炭素に貢献する「GX」の領域も
これまでお話した通り、enechainが現在運営するマーケットプレイスは国内の電力取引がメインですが、既に電力だけでなく、発電に必要なLNG(天然ガス)、石油などの「燃料」の取引もグローバル規模で事業展開しています。また日本の脱炭素を達成するための「環境価値」の取引にもビジネスを広げており、オンラインの環境価値取引所も既にリリースしています。enechainが視野に入れている市場のポテンシャルは合わせると100兆円規模になります。

### その先に目指すもの「Building energy markets coloring your life.」
現在は「B2B」の取り引きがメインですが、私たちが描く「未来」のエネルギーマーケットでは、個人を含めた誰もが参加でき、エネルギーの価値を自由に交換できるようになります。
また、個人でも電気やガスを買う際の選択肢が広がります。さらには、大好きなスポーツチームの観戦チケットが付いてきたり、応援する新進気鋭のアーティストに寄付できるエネルギーもあります。
企業も個人も、色とりどりの選択肢の中から、自分が欲しいものを納得のいく価格で買うあるいは売ることができる、そして自由な選択をすることで自分らしい豊かな人生を送ることができる、それがenechainが目指す未来です。

どんな仲間がいるのか

# 組織・メンバー
### Leadership Member

- 野澤遼(創業者・代表取締役)
東京大学 経済学部 経営学科 卒業。ペンシルバニア大学 ウォートンスクール 卒業 (MBA)。関西電力にて、現物LNGのトレーディングや電力Asset Optimization and Trading Deskの立ち上げを牽引。米資源商社にて電力トレーダーとして米PJM, ERCOTにおける現物電力および金融商品のトレーディングに従事。その後、ボストンコンサルティンググループにて、主に電力・ガス・石油元売り企業向けにM&Aサポート、トレーディング戦略立案、リスク管理体制構築、DX戦略の立案といったコンサルティングを提供。2019年にenechainを設立。

- 須藤優介(CTO)
早稲田大学大学院 基幹理工学研究科 情報理工学専攻修了 (修士)。IT企業グリーのWebゲーム部門にてバックエンド開発及びマネジメントを担当。メタバース事業の新規立ち上げに関わり、エンジニアマネジャーとしてリリースからチーム組成まで牽引。その後ボストンコンサルティンググループのデジタル部門であるBCG Digital Venturesで事業立ち上げを複数回経験し、マーケティングベンチャー企業LIDDELLのCTOに就任。開発、デザイン、事業、組織の観点から全社のグロース戦略に携わる。2021年10月にenechainに入社し、2022年7月にCTOに就任。

### 会社・Tech組織の特徴
- 国内屈指のドメインエキスパート(外資コンサルや総合商社出身) x ITのエキスパート(メガベンチャー・スタートアップ出身) がタッグを組み、背中を預け合いながら競合のない・前例のない領域で新しい価値を生み出しています。

- 現在、enechain全体で130名の社員が在籍するうち、Tech組織に所属するメンバーは50名になりました。プロダクトとしても組織としてもまだまだ発展途上のフェーズであり、アーキテクチャの面でも、組織文化の面でも、多面的に1→10、10→100のフェーズをご経験いただくことができる環境です。

- ユーザーのために良いプロダクトをつくることへの情熱、技術的向上心を重要視した採用を行っており、優秀なメンバーが集まっている技術集団です。
プロダクトの特性上大規模開発経験者やマーケットプレイス系、Fintech系の経験者と親和性が高く、出身企業としてはメガベンチャー・スタートアップのメンバーが在籍しています。
- 出身企業: GREE、メルカリ、メルペイ、freee、GO、Kyash、bitFlyer、クックパッド、サイバーエージェント、Ubie

- 数十年使われる国のインフラとなるプロダクトを開発しているため、古い技術に依存せず、新しいものを積極的に取り入れる文化があります。
技術スタックとしてはフロントはReact、バックエンドはGo、プラットフォームはk8sが軸となっています。また、Social goodというカルチャーを体現する意味でOSS貢献も推進しています。

- 評価制度を導入しており、事業の成長に伴い、ベースアップを適宜行っております。エンジニアに関しては、マネジメントとエキスパートのキャリアの選択肢があります。
- 組織としての一体感を大事にしており、OKRは期ごとにオフサイトミーティングを実施し、全員で議論して決めています。「times」での個々の発信やメンバーからのリアクションも盛んで、gather(アバター動かすバーチャルオフィス)で常にコミュニケーションが取れる環境で、リモートでもメンバーとの繋がりを感じられる組織風土です。

# 働き方・コミュニケーション
- 性善説をモットーに組織運営をしており、フルフレックス・フルリモート可能など、自由度の高い働き方ができます。

- 定期的にTech本部総会や勉強会などを実施したり、時にはオフィスや飲み会で集まったり、組織の一体感を大事にしている組織です。

- 月に一回オフラインで集まり、経営状況のシェアや各部署のAchievementを讃える「All Hands」と、その日の夕方に社員交流(飲食あり)する「OfficeFriday」を行っています。年1回「スリル合宿」という社員旅行もあり、会社全体での一体感を大事にしています。
- 平日5連休を取得する「余白 。」休暇や、シックリーブなど有給休暇とは別に独自の休暇制度があり、年間休日は120日を超えます。(2023年度:120日)

- 産育休サポート金、結婚・出産 お祝い金、結婚・出産特別休暇などライフイベントを応援する制度が充実しており、育休の取得率は男女ともに100%です。

- 『子供に胸を張れる仕事をしたい』という想いで入社されるエンジニアも多く、育児には理解がある組織です。フルフレックスなので、途中育児で抜けてまた後で作業するなど、裁量を持てる働き方なので、プライベートと仕事の両立ができます。

# 関連リンク
- [enechain Tech Blog](https://techblog.enechain.com/)
- [技術スタック記事](https://techblog.enechain.com/entry/technology-stack-2023-summer)
- [enechainの開発組織メンバーについて](https://techblog.enechain.com/entry/enechain-engineers-2023)
- [Social good | 自分が関わったからこそのプラスアルファの価値を発揮したいーー社内初となるOSS公開をやり遂げたenechainバリュー体現者の話](https://note.com/enechain/n/nc3327cd5858f)
- [テクノロジー本部でOKR合宿してきました](https://note.com/enechain/n/n66410861f351)
- [グローバルスタンダードのストックオプション導入](https://note.com/enechain/n/n807b49548882)

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入札参加回数

20回

会社情報

代表者名野澤 遼
設立年2019年
上場非上場
資本金9億3,500万円円
売上高
従業員数132人
平均年齢
住所港区南青山3-11-13 新青山東急ビル 7階
会社HPhttps://enechain.co.jp/
TECH BLOGhttps://techblog.enechain.com/
GitHub未入力
Qiita Organization未入力

求める使用技術

  • TypeScript
  • Go
  • React
  • Kubernetes

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