◆会社について
アダコテックは「モノづくりの進化と革新を支える」をミッションに掲げ、異常検知AIをコア技術とするスタートアップです。
国立研究開発法人・産業技術総合研究所からスピンアウトして創業し、競争優位性の高い画像解析と機械学習技術を保有しています。
特に画像解析技術に注力し、人の目と手で成り立つレガシーな産業の変革を目指しています。
◆事業について
現在は製造業における検査領域に注力しています。
これまで人の目によって実施されていた製造業の検品作業(市場規模7兆円)の自動化にチャレンジしています。
検査領域におけるAI導入企業は、まだ市場においてアーリーアダプター的な段階です。
メインターゲットは予算がありリテラシーの高い大企業やTier1と呼ばれる部品メーカーです。
既に世界的な自動車メーカーなどに導入されており、ビジネスが拡大しているフェーズです。
◆プロダクトについて
プロダクトを通して目指すものは、「各業界のドメインエキスパートが、AIを活用できる世界」です。
製造業で言えば、メーカーの生産技術部や製造部のユーザーがAIを活用した業務を行える状態です。
アダコテックの提供するアプリケーションは主に2つあります。
・クラウドアプリ:機械学習のモデル作成をする「AdaInspector Cloud」
・エッジアプリ:工場の製造ラインで異常検知をする「AdaInspector 」
現在は特に「AdaInspector Cloud」の開発に注力しています。
AIエンジニアではなくとも直感的な操作で判別モデルを作成するためのクラウドアプリケーションです。
画像解析の特許技術「HLAC」のアルゴリズムをクラウド化し、正常学習で200枚程度の画像データをもとに、精度の高いモデルをクラウド上でノーコードで作れる体験を提供します。
◆今後の展望
・日系大手企業への導入、海外工場への横展開
・海外企業への直接導入
・検査機器メーカーとのAIソフトウェア連携
最高峰の検査精度を要求される日本国内で導入実績を積み重ね、マーケットリーダーを目指します。
本年度から海外展開にも着手し、2021年10月にはドイツで行われる国際見本市「VISION」に出展します。
長期では業界特化型のAIプラットフォーマーとしての立ち位置を目指します。
【参考プレスリリース】
▼少量の学習データで100%異常検知!AIで製造業の検査・検品を自動化する「アダコテック」(ICC FUKUOKA 2020)
【動画版】https://industry-co-creation.com/catapult/52869
▼ICCサミット、検品AIのアダコテックが優勝
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55760290Y0A210C2XY0000/
▼少量のデータでも異常をほぼ100%検出、検査・検品AIのアダコテックが4億円を調達
https://jp.techcrunch.com/2019/07/01/adacotech-fundraising/
◆製造業検査領域の課題
・少子高齢化による人材確保が困難、教育コストの高騰
・製品の品質は標準化されているが、品質を判断するヒトの個体差や体調で判断が揺れる
・ハードウェア企業のため、機械学習やソフトウェアを開発できる人材がいない など
◆日々業務を行う検査員の課題
・数十ミクロンのキズを立ちっぱなしで探し続ける過酷な作業
・見逃しゼロを徹底するため、精神的なプレッシャーがかかる
・老眼等による年齢的な制限 など
◆アダコテックが選ばれる理由
繰り返しになりますが、私たちは「各業界のドメインエキスパートが、AIを活用できる世界」を目指しています。
アダコテックの活用する特許技術HLACは「AIの判断柔軟性をもち、機会学習にかかるコストが圧倒的に小さい」ことが選ばれる理由になっています。
私たちの技術は従来のDeep Learning技術と比べ以下のような長所があります。
・少量のデータで精度100%を実現できる
・汎用PCでもミリ単位で計算処理が可能
・異常の原因をブラックボックス化せず、説明が可能
これらの特徴があることで、難易度が高い検査現場において非常に採用いただきやすい技術となっています。
イメージとしてはWEB業界はGoogle AnayticsやBigQuary、DataRobotなど大量データの取得と活用によって
各ドメイン担当者は定量的な事実を掴み、意思判断の速度や質、業務生産性を高めてきました。
私たちは製造業をはじめとするレガシー業界でその再現をしようとしています。
◆現在のチームについて
・CEO河邑、CTO伊藤をはじめ合計12名の社員が在籍
・開発チーム:PM1名、SS1名、FE3名、AI5名(業務委託含)
直近でもラクスル、キーエンス、ニコンなどリアルとネットを越境する背景をもつ人材が入社しています。
◆創業のきっかけ
・産総研ベンチャー出身のAIエンジニアの伊藤と伊部が創業
・技術顧問には産総研でHLAC技術を発明した先生3名に入って頂いており、HLACに関しては世界一のチームです
・創業エンジニアCTO伊藤、伊部の創業開発秘話のご紹介
https://www.wantedly.com/companies/company_8396481/post_articles/185481
・アダコテックに入社したくなるnote
https://note.com/ryotakawamura9/n/na049bc517d96
代表者名 | 河邑亮太 |
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設立年 | 2012年 |
上場 | 非上場 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 円 |
従業員数 | 20人 |
平均年齢 | 35.3歳 |
住所 | 東京都千代田区神田神保町2-11-15 住友商事神保町ビル3F |
会社HP | https://adacotech.co.jp/ |
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Qiita Organization | 未入力 |