しくみ製作所は物理的なオフィスを持たないシステム開発会社です。
全社員がフルリモートワークで、北は北海道、南は宮崎県まで、全国各地に住まう社員がオンラインツールを駆使して働いています。
ほとんどの社員は自宅で仕事をしているので、ビデオ会議をしているとお子さんや飼い猫が登場してくれたりすることも。中にはコンドミニアムに滞在しながら、世界中を転々としている社員もいます。
そんな個性豊かな社員たちが年に2回一堂に集うのが、通称オフ会です。いつも一緒に働いているのに「初めまして」の挨拶が飛び交う不思議なイベントは、全国各地で開催されちょっとした社員旅行のようになっています。
メインとなる事業はシステム開発事業です。
Webサービスからネイティブアプリの開発まで、バリエーションに富んだプロジェクトが常時20前後走っています。
特に大きなプロジェクトは、テレビ動画の配信サービスです。
創業当時からパートナー企業と共に、テレビ番組をスマホやブラウザで視聴できるサービスを開発してきました。今でも複数のテレビ関連の会社と企画・開発を行っています。
自分が応援している映像作品が、自分たちで作ったサービスで見られるようになるのは嬉しいものです。
他にも、中古マンションのリノベーションを手掛ける企業とは、合同でプロダクトオーナーチームを発足し、「利用者がどのような課題を感じているのか」「企業がどのような価値を生み出していきたいのか」といった情報を共有しながら、会社の垣根を超えて価値をカタチにしていく取り組みをしています。
このように私達のシステム開発は、何を作るのか決まっていない状態からプロジェクトに参画して、本当に利用者に価値のあるシステムを一緒に考えて行くことが特徴です。
ここまではパートナー企業と共同で取り組んでいるプロジェクトの紹介でしたが、ちゃんと自社でブランディングしているサービスもあります。
ゲームコミュニティ構築サービスの『GamerGlue』と『BONDO』です。
この事業はゲーマーな社員が、とあるゲームで遊んでいる時に「チームを組んで一緒に遊べばもっと楽しくなるのに、そういうサービスが無い!」と奮起して、3日でサービスを立ち上げたのが始まりです。
その後事業として成長し、今ではセガさんやスクウェア・エニックスさんなど、名だたるゲームメーカーのコミュニティサービスをメーカーと一緒に作っています。
■■■人と人とが関わり合うことによって人数以上の力を発揮する技術■■■
これが、しくみ製作所の強みです。
ゲームコミュニティ事業も、この技術を用いたサービスを展開していますし、システム開発事業でもメンバー同士が助け合うことによって、プロジェクトの成功を目指しています。
これからもこの技術を駆使して、よりよいサービスを生み出して行きたいと考えています!
しくみ製作所のミッションは『少し未来の日常をつくる』です。
私達が生み出すプロダクトによって、利用者が当たり前だと思う体験をアップデートしたいと考えています。
今となってはテレビ番組をネットで視聴するのは当たり前になっていますが、少し前にはそのようなサービスは存在していませんでした。
私たちは創業当初から、テレビの動画をネットで視聴できるサービスの開発を手掛けてきて、テレビを観る人の日常を少し前へシフトすることに貢献してきました。
しかし、今やテレビをスマホで観ることは当たり前になったことに加え、動画配信サービスが乱立したことによって、テレビ業界自体が転換の局面に立たされています。
第一線で活躍するテレビ関係者と「少し未来のテレビ」をどのように進化させていくのか、企画から一緒に考えています。
そして、私達の裏ミッションとして、物理的なオフィスを持たないフルリモートワークという働き方を、たくさんの働く人にとっての『少し未来の日常』にしたいと考えています。
しくみ製作所はメンバーそれぞれが自律していて、とても自由な働き方ができる会社です。
例えば、近畿地方に住む料理好きのエンジニアは、幅広い仕事をこなしながらも、日中に近所の八百屋に買い出しへ出かけています。
これを実現するために大切にしているのが『透明・検査・適応』という考え方です。
もともとスクラム開発の3本柱として定義されたものですが、しくみ製作所ではあらゆる仕事にこの考え方を適用しています。
透明・検査・適応の具体的な取り組みを紹介しようと思います。
【あらゆることを”透明”にする】
しくみ製作所ではあらゆることがオープンな場で行われています。
例えば、社内のプロジェクトの状況は『しくみスクラム』という月次のイベントで共有しています。
リリースを迎えたチームはプロダクトをお披露目しみんなでリリースを祝ったり、新規プロジェクトが発足する場合はこの場でメンバーを募ったりしています。
さらに、組織運営に関わるミーティングも誰もが参加可能で、社内YouTubeに配信しているので後からでも視聴することができます。
【改善のために”検査”する】
各チームでは戦略会議が定期的に行われています。社内ではこの会議のことをタクティカルミーティング、略して「タクミ」と呼んでいます。
タクミの場ではプロジェクトの進行状況の確認を行い、問題が発生していないか、みんなでチェックしています。
今読んでもらっているこの文書もまた、タクミの場で人事部の皆さんに何度もチェックをしてもらい、「文書がカタいからもっとフランクに」とか「内容が説明的だからもっと映像化しやすい事例を」などなど、しくみ製作所の魅力がしっかりと伝わるように、みんなで協力して作ってきました。
【”適応”して少しずつ成長する】
検出された課題については「どうすれば良くできるか」をチームで考えて、改善アクションを決めていきます。
例えば、入社して半年の社員から「会社の収支状況的に新規事業にどのくらい使って良いのかわからない」という課題が提案されて話し合った結果、お金の予実を透明化するための経理チームが新設し、取締役には予算方針をアナウンスする責任が追加されました。
このように、各チームで透明・検査・適応のサイクルをぐるぐると回していっているので、日々個人・チーム・会社が少しずつ成長しています。
最後に、しくみ製作所の社員として一緒に働きたい人の人物像を紹介します。
募集業種のスキルももちろん重要ですが、物理的なオフィスが無い仕事環境なので、以下のスタンスで行動してくれる方がしくみ製作所で活躍してもらいやすいと考えています。
1.積極的に行動してくれる方
チームでは頻繁にビデオ通話でコミュニケーションをとっていますが、ずっと繋いでいるわけではないので、困っている仕草をしていても周りには伝わりません。
ですので、自分から能動的にコミュニケーションをとることが大切になります。
また、オープンな場で情報のやりとりがされているので、そういった場に積極的に参加して意見を述べてくれることを期待しています!
2.スピード感を持って行動してくれる方
しくみ製作所では仕事のスピード感を大切にしています。素早く成果物を共有し、透明・検査・適用のサイクルをチームで回すことによって、品質の高めています。
また、社内外の状況は目まぐるしく変化していくので、変化に柔軟に対応することも大切にしています。
3.当事者意識のある行動してくれる方
当事者意識のある行動とは、チームで目線を合わせ、自分だけでなくチームメンバーにも視野を広げて行動することです。
先ほど紹介した八百屋通いのエンジニアは、インフラのスペシャリストなのですが、自分のプロジェクト以外でもインフラのアラートが上がったらすぐに心配して声をかけてくれて、必要に応じて手伝ってくれます。
このように、自分だけが責任を果たせば良いのではなく、自分の得意なことを活かすことによって、チームで協力して仕事を成し遂げることを大切にしています。
私達はこれからも、しくみ製作所の働き方を「少し未来の日常」にして行きたいと考えています。
働く場所は問わないので、既に地方にお住まいの方も、U/Iターンを考えている方も、まずは一度、お話をさせてください。お待ちしています!
代表者名 | 車 拓哉 |
---|---|
設立年 | 2014年 |
上場 | 非上場 |
資本金 | 100万円 |
売上高 | 3.7億円 |
従業員数 | 35人 |
平均年齢 | 33.0歳 |
住所 | 北海道札幌市中央区南一条西十六丁目1番323号 |
会社HP | https://sikmi.com |
TECH BLOG | 未入力 |
GitHub | https://github.com/sikmi |
Qiita Organization | https://qiita.com/organizations/sikmi |