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最後発だからこそ、成熟市場の課題を解き直せる。少数精鋭のkickflowが変えるエンタープライズ向け開発の常識
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最後発だからこそ、成熟市場の課題を解き直せる。少数精鋭のkickflowが変えるエンタープライズ向け開発の常識

最後発だからこそ、成熟市場の課題を解き直せる。少数精鋭のkickflowが変えるエンタープライズ向け開発の常識

Sponsored:株式会社kickflow

エンタープライズ向けのプロダクト開発といえば、顧客ごとの複雑な業務プロセスに合わせ、細かなカスタマイズを重ねるイメージが浮かびがちです。そんな中、顧客から寄せられた要望をさらに掘り下げ、その奥にある「本当に解くべき課題」と向き合うのが、株式会社kickflowです。

競合ひしめくワークフロー市場に最後発で参入し、大規模かつ変化し続ける組織構造と、複雑に分岐する承認経路に対応するクラウドサービス『kickflow』を展開。そこで培った知見を生かしてタレントマネジメントシステム『Talentify』も開発し、エンタープライズの課題を幅広く解くマルチプロダクト企業へと成長しつつあります。

しかも、これらを開発するエンジニアは、現在わずか20名弱。なぜ少数精鋭の組織で、複雑なプロダクトを次々に育てられるのでしょうか。EMの森本さんに話を聞きました。

プロフィール
エンジニアリングマネージャー
森本 勝哉さん
複数のベンチャーにてソフトウェアエンジニアとして従事。また、プロダクト、プロジェクトマネージャーとしてプロダクト開発を牽引。2023年に一人目の正社員エンジニアとしてkickflow入社。2024年7月からエンジニアリングマネージャーとして開発チームのマネジメントに従事。

多様な要望の奥にある「本当の課題」を見極め、汎用機能で解く

──まず、メインプロダクトである『kickflow』について、簡単に教えてください。

森本:『kickflow』は、契約稟議など社内で承認を得るまでの手続きを支援する、エンタープライズ向けのクラウド型ワークフローサービスです。大企業ならではの複雑な組織構造や承認ルールに対応しているのが特徴ですね。

──とはいえ、ワークフローって、エンジニアにはあまり馴染みのない領域ですよね。

森本:正直、私も入社前は、どんなプロセスで何が行われているのか、イメージが湧かなかったです。

ただ、面接で「かなり難易度の高いプロダクトだ」と聞いて、「どうせなら簡単なものより、難しいものの方が面白そうだな」と思ったんですよね。

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──具体的には、どこが難しいのでしょう。

森本:汎用的なワークフロー製品は市場にいろいろありますが、中小企業向けで機能がシンプルなものも少なくありません。

それに対して『kickflow』はエンタープライズ向けなので、求められる機能が一気に増えます。たとえば、承認経路ひとつをとっても、所属組織や役職、申請内容、金額など、いろいろな条件で分岐しますし、その前提となる組織自体も、人事異動や組織改編で変わり続ける。そこで『kickflow』は、組織図を細かくバージョン管理しながら、その上に経路を組み立てられるようにしています。

また、人事や会計などの基幹システムはもちろん、SlackやMicrosoft Teams、Google Chat、LINE WORKS、Chatworkといったコミュニケーションツールも含めて、各社がそれぞれ使っている多様なシステムと連携できるようになっています。

これだけ機能が多いと、「ここだけを直せばいい」と思った変更が別の機能に影響してしまうこともありますし、保守する部分も増えます。しかも、機能が多いからといって使いにくくするわけにはいかない。複雑な業務プロセスに対応しながら、誰にでも使いやすいプロダクトにする必要があるので、考えることが本当に多いんです。

──エンタープライズ向けの開発というと、顧客ごとに細かくカスタマイズするイメージもあります。

森本:実は、私たちは1社からの要望をそのまま機能にすることはほぼありません。

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もちろん、お客様の要望は丁寧に聞きます。ただ、そのお客様“だけ”で使うような要件をそのまま一対一で追加開発することはなく、まずはセールスやCSが、すでにある機能を組み合わせて解決できないかを考えるんです。

たとえば、お客様が自社にしかないようなポジションを設けていて、そのポジションにある人が他の方の代理で手続きできるようにしたいという要望をお持ちだったとします。『kickflow』には、もともと代理申請や代理承認の機能があるので、「この機能をこう使えば対応できるのでは」と、要望を実現できる方法を提案するんです。

あるお客様からは「『kickflow』ってレゴブロックみたいだね」と言っていただきました。いろいろな形の部品、つまり機能を組み合わせて、自分たちがやりたいことを実現できる。「シンプルさと多機能さを両立したプロダクト」として評価してもらえたようで嬉しかったですね。

──それでも、既存機能の組み合わせだけでは解決できない場合もありますよね。

森本:そのときは、プロダクト部に相談が来ます。まずはPdMがお客様の要望を整理して仕様の叩き台をつくり、そこにCTOやEMなどが入って「今の機能では、なぜダメなんだっけ」「ここを変えたら、ほかのお客様にも使えるんじゃないか」と話し合うというのが、基本的な流れです。その内容はプロダクト部全体にも共有されるので、メンバーから意見が出ることもありますね。

──複数のお客様の要望を見ながら、「本当に解くべき課題は何か」を考えて、汎用的な機能へ落とし込む。言われたものをそのまま作るときとは、また違った難しさがありそうです。

一方で、売上や顧客との関係を優先して、セールスやCSから無茶な要求が来ることはないんですか。

森本:それは基本的にないですね。セールスやCSとは対等な関係で、「どうすればできるか、一緒に考えましょう」という感じなんです。プロダクトに関する意思決定は、プロダクト部が責任を持つので、プロダクトの思想に合わなければ「ごめんなさい」と断ることもあります。

レッドオーシャンでも、最後発だからこその勝ち方がある

──2026年には、新しいプロダクトもリリースされましたね。

森本:タレントマネジメントシステムの『Talentify』ですね。目標管理や人事評価、360度評価、スキル管理などを、一つのプラットフォームで完結できるプロダクトです。

──なぜ、ワークフローからタレントマネジメントへ領域を広げたんですか。

森本:私たちのミッションは「エンタープライズ企業の課題と向き合い、未来を切り拓く」なので、もともとワークフローだけをやるつもりではなかったんですよ。領域をずらせば、エンタープライズの課題はいくらでもありますから。

タレントマネジメントもその一つです。お客様から「機能が多くても使いきれない」「結局Excelに書き出して加工している」という声を多くいただいていたので、「それなら、評価から昇給・賞与の配分まで一つのシステムで完結できるようにしよう」と考えました。

あと、業務プロセスの観点でもワークフローと共通する部分が多いんですよ。組織図をもとに経路を組み立てたり、細かく権限を設定したり、外部システムと連携させたりといった、似たような機能が必要になります。新しい領域ではありますが、ワークフローで難しい問題を解いてきた経験を生かせるなと。

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──とはいえ、タレントマネジメント領域は、かなりのレッドオーシャンでは?

森本:それを言ったら、ワークフロー領域ももともとレッドオーシャンでしたからね。私たちは、最後発だからこその強みを生かして開発しているんです。

先発製品は長い開発の歴史があるからこそ、「本当はこうあるべきだ」とわかっていても、土台から作り直すことはなかなかできない。どうしても、今あるものに改修を重ねていくことになります。

それに対して私たちは、先発製品が抱えている制約を踏まえたうえで「ゼロから作るならどうあるべきか」を考えられます。

たとえば、『Talentify』は最初からAIの搭載を前提に設計しています。データが機能ごとに分かれていると、AIはそれぞれのデータを個別にしか見られず、機能をまたいだ文脈までは読み取りにくくなりますよね。そこで『Talentify』は、情報を一つのデータ基盤に集約することで、AIが機能をまたいでデータを解釈し、一連の文脈を踏まえてユーザーを支援できるようになっているんです。

──現在の技術を前提に、先発製品の課題を解き直すことができているわけですね。

森本:その通りです。そもそも完全なブルーオーシャンや、先発製品がまったく存在しない領域は、もうほとんどないと思うんですよ。だったら、その中でどう勝つかを考えるしかない。そこが事業としての難しさでもあり、プロダクトを開発する面白さでもあると思っています。

要件検討からQAまで。AI活用で広がるエンジニアの仕事

──『Talentify』は、AIを前提に設計されているという話がありました。プロダクトへのAI実装を進めているんですね。

森本:そうですね。『Talentify』は最初からAIネイティブなプロダクトとして開発していますし、『kickflow』もAIネイティブ化を進めていて、すでにAIが申請フォームへの入力を補助したり、入力内容をレビューしたりできるようになっています。

──こうした機能は、お客様からの要望を受けて開発しているのでしょうか。

森本:これまではお客様の声を集めて、それをもとに機能を作ることが多かったんですが、今回は「おそらく、こういう機能が求められるだろう」と、要望を先回りして作っています。これまでとは逆方向の開発なので、あえてリスクを取って挑戦しているということですね。

──開発プロセスでも、AI活用が進んでいるのでしょうか。

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森本:全職種がAIを前提に業務を組み立てていて、PdMによる仕様書の作成や工数の見積もり、デザイナーのモック作成、エンジニアのコーディングやコードレビューなど、開発のあらゆる工程でAIが使われています。GitHub Spec Kitを使ったSpec駆動開発にも取り組んでいますし、品質保証の高速化・高度化や、お客様に向けたお知らせ・ヘルプページの作成にもAIを活用しています。

これからエンジニアは、コーディングの多くをAIに任せて、生まれた時間でほかの職種の領域にどんどん染み出していくと思います。これまでPdMが担っていた要件や仕様の検討に加わったり、AIを使ってデザインの叩き台を作ったりする。さらに、QAエンジニアが担ってきた品質保証にも、一定の責任を持つようになる。それが、プロダクト部全体の生産性を上げることにつながるはずです。

小さく始め、速く決める。少数精鋭でプロダクトを増やす

──エンジニアは『kickflow』側が13名、『Talentify』側が4名だと聞きました。この少人数で二つのプロダクトを展開していますが、今後プロダクトが増えれば、組織も大きくなるのでしょうか。

森本:必要に応じて大きくはなりますが、一気に拡大することはないと思います。

新しいプロダクトを作るにしても、まずは一人がAIを使って一気に開発し、PoCまで持っていく。そこで「事業化できそうだ」となって初めて人を増やします。実際『Talentify』もそうやって立ち上げました。

私自身、規模が大きすぎない組織で開発できることに魅力を感じて入社しましたし、これからも一つひとつのチームは少数精鋭のままだと思います。

──とはいえ、事業やプロダクトが増えると決めることも多くなり、開発スピードが落ちませんか。

森本:今のところ、その心配はあまりしていません。kickflowは、意思決定がかなり速いんですよ。

プロダクト部にはPdMやデザイナー、プロダクトエンジニア、QAエンジニアなどがいますが、職種間にほとんど壁がなく、気になることがあればSlackで「ちょっといま、ハドルできますか」とすぐ声をかけられます。

毎日の朝会と夕会では、全職種が集まって進捗や困っていることを共有します。仕様書のレビューやデモもそこで行うので、余計な根回しをせず、必要なことをその場で話して決められるんです。

──実際、どれくらいの速さで意思決定されるのでしょう。

森本:最近の例でいうと、AIによってコードを書くスピードが上がったことで、その後に行う自動テストなど、CI/CDの処理が詰まるようになったんです。そこでメンバーが、「ツールを入れたら速くなるかな」とSlackでつぶやいたら、同じ課題を感じていたCTOがすぐに反応して導入が決まり、1〜2日で問題も解消しましたね。

──『kickflow』が扱うワークフローは複雑なのに、kickflow社内のワークフローはかなりシンプルなんですね(笑)。

森本:そうですね。承認ルートは一本です(笑)。

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──意思決定が速い理由がわかりました。kickflowはフルリモートだとうかがいましたが、コミュニケーションコストが大きくなったりはしないですか。

森本:むしろ、かなりスムーズだと思います。創業時からフルリモートで、組織も働き方も最初からそれを前提に設計されているので。

情報はできるだけオープンにするというのも、その一例です。CEOやCTOを含め、全社的にドキュメントを残す文化が根付いていて、esaには会議の議事録や日報が蓄積されていますし、Slackにも一部流れてくる。過去の経緯を知りたければ、社内情報を参照できるAIに聞いたり、Slackで議論をたどったりできるので、「その場にいなかったから、何が起きたかわからない」ということはまずないですね。

まずは全員、エンジニアから。実務を通して役割を決める

──kickflowでは、ロールを前提にした採用はしないそうですね。

森本:そうなんです。kickflowはシニアエンジニアの割合が高いんですが、全員一エンジニアとして入社してきました。

──なぜ、最初からロールを決めないのでしょう。

森本:入社前の面接だけでは、会社側にも候補者側にも、まだわからないことがありますよね。入社してすぐにマネジメントを任されても、メンバーとの信頼関係ができていなければ、本人もチームもやりにくいと思うんです。なので、まずは実務を通して、お互いの相性や、その人が力を発揮できる役割を確かめるようにしています。

──とはいえ、すでに役職に就いている方だと、「また一エンジニアから始めるのか」と気になりそうです。

森本:実力があって、組織にも合っていれば、キャリアアップが遅れるということはないと思いますよ。

実際、入社から半年ほどでテックリードになった人もいます。もともとフロントエンドに強い方で、ちょうど私たちもその領域をリードできる人を求めていたタイミングでした。一緒に働いてみると技術力が高く、会社のバリューにもすごく合っていた。それで、テックリードをお願いすることになりました。

──組織づくりも採用も、エンジニアにとってのストレスを減らすために、かなり考え抜かれていることがわかります。

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森本:ちょっとおかたい組織だと思われたかもしれませんが、実際は横も縦も距離が近く、かなりフランクです。

たとえば今日、取材で転職ドラフトさんのオフィスに来て、「オシャレビルすぎてこわいっぴ」とSlackのtimesチャンネルでつぶやいたんです。そうしたら代表の重松がすかさず、「弊社のビルは質実剛健感あります!」と、所在地のビルの写真を上げてきました。

──代表とのやり取りとは思えないですね(笑)。

森本:普段からこんな感じです。役職に関係なく、フランクにやり取りしていますね。

──ここまでお話を伺ってみて、kickflowは、難しい課題を少数精鋭で解くこと自体を楽しむ組織なのだと感じました。最後に、どのような方と一緒に働きたいかについて教えていただけますか。

森本:ある程度エンジニアリングを経験して、それを生かしながら、もっと難易度の高いことに挑戦したい人とは、すごく相性がいいと思います。

これからプロダクトの幅を広げ、より大規模な企業にもアプローチしていくので、もっと多様で複雑なニーズに応える必要が出てきます。そうした変化や難しさを楽しみながら、プロダクトを成長させたい方と、一緒に働けたらと思っています。

(取材・文/山田 奈緒美)

株式会社kickflow
エンタープライズ企業の課題と向き合い、未来を切り拓く
最高提示年収額
1308万円
提示年収中央額
952万円
指名数
135件
最高提示年収額1308万円/提示年収中央額952万円/指名数135件
エンタープライズ企業向けクラウドワークフロー「kickflow」の開発・提供をしています。 「シンプルなのに多機能」というコンセプト...続きを読む
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