「もっと開発したい」が叶った!自分の選択肢が広がった転職成功事例

2023-09-29 15:00

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転職ドラフトエージェントは、一次面接後に具体的な年収とミッションが提示される、ITエンジニアに特化した転職エージェントサービスです。
2022年にサービスを開始し、年収付きの指名が届く転職ドラフトで培ったノウハウを活かして、エンジニアのキャリア選択のサポートを行っています。

今回は、転職ドラフトエージェントで転職を成功させたエンジニアの方に、転職活動での悩みや転職活動における軸、サービスを使う中で変わったこと、転職先での新しい感覚や楽しさについて、お話を伺いました。

株式会社ネクストビート
Technology Division Development
原 靜香
大学の文系学部を卒業後、新卒でSIerに未経験エンジニアとして入社。入社後、1からプログラミングを学び、在籍した7年の間に様々なプロジェクトに参画。近年は上流の設計やリーダーを務めるなど、プロジェクトの中心に立つことも。2023年に転職ドラフトエージェントを通して株式会社ネクストビートに入社。

まだまだ手を動かせる、開発中心の環境へいきたい

ーーまずは、今回転職しようと思った理由を教えてください。

原:実は4年前くらいから転職したいという気持ちが芽生えていて。
その頃はエンジニアイベントにたくさん参加していて、世の中にはいろいろな技術やプロダクト・企業があることを知って、転職に興味を持ちはじめました。
ただ、社会人3年目でC#経験しかなかったので、うまくマッチングできなかったんです。もうちょっと自分でスキルを身につけようと思って4年間頑張って、昨年から本格的に転職活動を再開しました。

ーー転職活動を再開するまでの4年間で、ご自身になにか変化はありましたか?

原:社内でのポジションがプログラミング業務をメインとするメンバーからステークホルダーとの折衝が多いリーダー寄りになりました。
個人開発などで勉強はしていたのですが、実務においてアウトプットできる機会が減ってきて。私としては、まだまだ実務で開発をしたいと思っていたので、転職活動の軸として「開発中心の活躍が期待されるポジション・ミッション内容であること」というのは大切にしていました。

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ーー「開発中心」の他にも転職活動で重視していたことはありましたか?

原:まずはフルリモートではないことです。座って悩んでいたことも、帰り道に歩いているとふっと解決策が思いついたりするので。
あとは前職がSIerだったので、自社プロダクトのある企業で働いてみたいと思っていました。前職の環境では、受託先の決裁権がある方の意見に流れやすく、現場と意見が違うなどの問い合わせが多かったことにモヤモヤすることも多くて。自社開発なら、多くのユーザーや顧客の直接的、かつ幅広い意見からよりよい案を採用するのではないかと考えました。

視野も企業の幅も広がったからこそ出会えた自分の居場所

ーー転職ドラフトとの出会いを教えてください。

原:最初はIT系のイベントでステッカーをいただいたんです。「転職ドラフトやってます!」というお知らせを見て、面白そうと思って登録しました。
その頃は新卒3年目だったので、初めての職務経歴書を転職ドラフトで書いたんです。
ただ、そこまでしっかり書ける経験もなくて…。「もうちょっと経歴や実績にボリュームがほしいな」と思ったと同時に、「自分の成長のために、今後の業務にどうやって取り組めばいいか」を考えるきっかけになりました。

ーー将来的なキャリアのために活用していただけたんですね。

原:「今すぐ転職したい」という気持ちではないときでも、今の自分のキャリアを見つめ直すために、定期的に参加していました。指名をくださる企業の方は、指名理由の中にフィードバックのような内容も盛り込んでくださるので、参加すること自体にも意味があると思います。

ーー転職ドラフトエージェントを併用することになった経緯を教えてください。

原:昨年の秋くらいから他社のエージェントやSNSタイプの転職サービスを使っていたのですが、途中で紹介していただける求人が枯渇してしまって…。新しい転職エージェントを探していた時期に、転職ドラフトエージェントからメールが来たので面談登録をしました。

ーー実際、転職ドラフトエージェントを利用してみていかがでしたか?

原:文系出身でエンジニアの友人もいないので、相談できる人がいるのは純粋に心強かったです。

元々、転職ドラフトエージェントに相談した当初は、プロダクトを改善した価値や顧客からのフィードバックがわかりやすいのはBtoBのサービスを展開している企業だと思っていました。

でも、担当アドバイザーと話す中で「BtoC向けのプロダクトを展開する企業もユーザーから声を聞けるので、BtoB企業だけに絞らなくても良いのでは」とアドバイスしてくれて、BtoCもいいなと思うようになりました。

また、前職ではAlpine.JSを使用しており、当初はJavaScriptの経験が積めることも希望していましたが、より実務に接続しやすいAngularで個人開発していた経験を担当アドバイザーが汲み取って、「TypeScript/Angular、Reactといった言語もどうか」と提案してくださいました。

BtoCや類似する言語も視野に入ってきて、結果として紹介していただく企業の幅も広げることができました。

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ーー確かに、ネクストビートはTypeScriptを使っていたり、BtoB、BtoCどちらも手掛けていますね。

原:まさか、初回面談で紹介してもらった企業に転職するなんて思いませんでしたね!
当時のネクストビートは転職ドラフトには参加していなかったので、転職ドラフトへの参加だけでは出会えない企業を紹介してもらえたのも良かったです。
転職ドラフトに連続して参加すると指名をもらえるチャンスは増える一方で、同じ企業からの足跡がつくことが増えたり、1開催でもらえる指名は少しずつ減ったりするので、エージェントサービスを使うことで企業の幅が広げられるっていうのは、やっぱり魅力でしたね。

あとは、細かく企業の情報を教えていただけたのもありがたかったです。
ネクストビートでは「勉強が好きでチャレンジ精神のあるあなたに合うと思う。ベンチャーらしくチャレンジできる環境で、自ら手を挙げてPO(プロダクトオーナー)になった事例もあるなど裁量も大きい」など私のパーソナリティと企業の雰囲気の共通点などを教えてもらいました。

ーーアドバイザーからの情報がお役に立てたようでよかったです。逆にここはもう少し頑張って欲しいと思われた点って何かありましたか?

原:実は特になく…。私がお返事を忘れたときにもリマインドしていただけたので、助かりました。

ネクストビートでの日々は新鮮な経験と感覚ばかり!

ーーネクストビートでは今どのようなお仕事に携わっているのでしょうか?

原:保育士・幼稚園教諭向け転職支援サイトの「保育士バンク!」というプロダクトで、グロース施策を中心に、フロントエンドとバックエンド両方の新規開発や改修を行っています。使っているのは、TypeScript, Svelte, SvelteKit, Nest.jsです。
転職したことで使用言語がPHPからTypeScriptに変わったのですが、個人開発でTypeScriptは使っていましたし、PHPの前にはC#をつかっていましたので、どちらも型付け言語で似ているので特に問題なくできました。

ーーネクストビートに転職して、良かったことや大変だったことはありますか?

原:難しいのはプロダクト理解です。今までの取り組んできた開発案件だと一度作ったら終わりだったので、変化の軌跡を追うのが難しいなと。「なぜそのような実装になっているのか」を問うところで躓くので、過去のログを見たり先輩に聞いたりして現状を理解してから、手を加えるようにしています。

前職だとリファクタリングは避ける風潮があったのですが、ネクストビートでは「出会ったら直していいよ」という感じです。それも新しい感覚で大変ですが、少しワクワクします。あと、今はSvelteKitを使って開発しているのですが、そういった新しい技術に触れられるのも楽しいですね。

開発スピードもまったく違いました。前職だと1ヶ月かけていた単位を一週間とかで行うので。本当に今までとは環境もガラッと変わったなと思います。

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ーー次の開発環境ではユーザーの声をもっと幅広く取り入れたかったと仰っていましたが、それは叶いましたか?

原:過去のユーザーインタビューなどの情報はすでに読ませていただいています。予想外だったのは、意外と厳しい意見が多いなという点です。納得できる部分もありつつも、そこまでの解像度で自分のタスクに落とし込めているかというと、まだできていないかなと。

今は潜在的なユーザー向けのグロース施策を担当することが多いので、利用ユーザーからの明確な声に対して改善を行う仕事には、まだ出会えていません。

ただ、上司からは「長期的には利用ユーザー向けのプロダクト開発の方にも携わることになるだろうから、その時になれば背景を知らずに作れないので、ユーザー側の切実な話とかを胸に刻んでいくことになるよ」と言われています。ユーザーの声に向き合えることが今から楽しみです。

不安の多い転職活動だからこそ心強いパートナーを

ーー今回の転職活動を振り返ってよかったと思うポイントはどこでしょうか?

原:「ご縁があれば」という感じで時期を決めずに転職活動を行っていたのは結果的に良かったと思っています。面接でもよくある質問だけでなく、企業をしっかり調べた上で気になる部分も聞けたので、時間の焦りなく一社一社の企業にしっかり向き合っていけた良い転職活動ができたと思います。

ーー転職活動では「企業に選ばれないと」と思いがちですが、企業を見極めることも大切なんですよね。最後に、転職ドラフトエージェントのようなサービスはどのような方が活用されるとよいと思いますか?

原:やっぱり私のように初めて転職される方にはオススメしたいですね。どうしても企業と1対1のやり取りを行うシーンが転職活動の中では発生するので、やはり少し孤独だし不安もあると思います。

初めてだからこそ分からないことは多いはず。
転職活動中は印象の悪くなる逆質問や答え方をしてしまうこともあったり、当時の職場に退職をどう伝えたらいいのか悩んだり。そのあたりも気軽に相談していいと言ってもらえるだけでも安心感は増しました。

だからこそ、企業との間にエージェントがいてよかったなと私は思いますね。


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