■ 会社概要
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IVRyは、「最高の技術をすべての企業に届ける」をミッションに掲げ、最短5分・月額2,980円から誰でも利用できる対話型音声AI SaaSを開発・提供しています。累計導入アカウント数は30,000以上、累計着電数は4,000万件を突破しました。これにより、有人対応が必要だった場合に発生していたと想定される電話応答の工数は、累計で約333万時間以上削減されたと見込まれています。
また、2024年5月までに累計49.5億円の資金調達を完了。人手不足が深刻化する企業に対し、「電話」を起点にAIプロダクトを提供し、日本の労働生産性を加速させるべく、事業・組織ともに急成長を続けています。
IVRyについて詳しく知りたい方に向けて、会社やプロダクトに関する公開情報をまとめたページ をご用意しました。このページでは、IVRyの事業内容やプロダクトの詳細、所属メンバーについてご覧いただけます。情報量は多めですが、IVRyをより理解するための参考になれば幸いです。
https://ivry-jp.notion.site/IVRy-127eea80adae801397a4e4d7ea74e291
■ 何をやっているのか
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私たちは、IVR(電話自動応答)を起点として、AI対話システムを開発・運営しています。
目指すのは、AIやソフトウェアを活用し業務を効率化することで、人が介在する仕事の価値を最大化し、楽しく・豊かに事業活動を行うことができる世界の実現です。
まずは「IVRy」という電話にAIを組み込んだプロダクトを中心にサービス展開をすすめることで、日本全国・業種や規模問わず、働く全ての人の生産性を劇的に向上させていきます。そして未来では、企業や個人があらゆる場所や業務でAIを活用できるよう、ハードウェア/ソフトウェアの両面で価値を提供していきたいと考えています。
私たちは「Work is Fun」を掲げ、それを実現しながら事業も組織も非連続に成長し、世界で使われ、世界から期待されるサービスを創り続けることを目指しています。
■ Value:IVRyが発揮すべき価値・大切にする価値観
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▼ Beyond the Wall
想像を超え、あらゆる壁を超えよう
組織/役割の壁、常識の壁、そして、心の壁を超え、コトに向かって最短/最速で実行します。
誰よりも早く新しい価値を社会に届けるために、あらゆる困難な壁を超えて、挑戦し続けます。
▼ Keep on Groovin’
多様を受け入れ、協奏し続けよう
私達は、多様な個性・情報を受け入れ/尊重し合い、協奏/共創しながら、
より良い自分たちへとアップデートし続けます。
たとえ困難な状況が訪れても、互いを信頼し、サポートし合うことで、モメンタムを生み出し続けます。
▼ Grab and Grit
機会を掴んで、やり遂げよう
一人ひとりがオーナーシップを持ち、自ら機会を掴みにいき、
やり遂げることによって、顧客価値を最大化します。
思考よりも試行を重視し、振り返り/軌道修正することによって、非連続な成長をし続けます。
■ “Work is fun”を実現するための働き方
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▼ 組織を持たないプロジェクト制
IVRyでは「営業部」や「人事部」といった組織を設けず、すべての活動をプロジェクトと見立てて活動しています。
- 組織を規定するとセクショナリズムやコラボレーションの希薄化などが進んでしまう
- 結果、会社として・仕事として、面白くなくなっていくのではないかという危惧
- 職種別のスキルセットとしても、スペシャリストだけではなくジェネラリストも大事と考えており、「マーケとカスタマサクセス」「カスタマサクセスとプロダクト」「開発とデザイン」等のように境界の職能を大事にしたい。反面、組織図型の組織設計をすると、境界型の人材が伸びにくい(評価されにくい)という危惧
**詳細はこちら**
- [部署を作らないがホラクラシーでもない、プロジェクト制・サークル制という新しいカタチの組織デザインで1年間運営してみて|Ryoga Okunishi@IVRy_jp](https://note.com/ryogaskywalker/n/n773420326251)
- [10年・20年先もIVRyがおもしろい会社であるために|Ryoga Okunishi@IVRy_jp](https://note.com/ryogaskywalker/n/n95c1a8ed11f6)
■ 事業内容
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日本の全ての企業があらゆる場所や業務でAI活用できる世の中へ、これまで最新のIT技術を享受できなかった企業が、AIやソフトウェアの活用により業務を効率化することで、人が介在する仕事の価値を最大化し、楽しく・豊かに事業活動を行える世の中にします。
- 電話自動応答サービス「IVRy」:https://ivry.jp/
- 代表電話をどこでも受付「ビジネスフォン(スマホレンタル)」:https://ivry.jp/pillar/smartphone-rental/
- 事業成果に導く音声解析サービス「IVRy Analytics」:https://ivry.jp/pillar/analytics/
- AIがFAXを自動文字起こし「AI FAX」:https://ivry.jp/pillar/fax/
■ 技術的な面白さ
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▼ AI技術をプロダクトの中核に据えた開発環境
IVRyは、LLMをはじめとしたAI技術がプロダクトの中核にある、対話型音声AI SaaSです。AIがなければ成り立たない事業構造の中で、最先端技術をプロダクト価値に直結させる開発に取り組めます。
- ChatGPTなどの進化により、音声対話の自動化・高度化が加速しており、その最前線で開発ができます。
- 音声認識、NLP、対話システムといった幅広いAI技術領域に触れる機会があります。
▼ 高可用性 × 低遅延というリアルタイムサービスならではの難しさ
IVRyは24時間365日止まってはいけない電話サービスであり、品質・安定性・リアルタイム性の全てが高い水準で求められます。一般的なWebサービス以上の技術的要求水準が課題解決の面白さにつながります。
- 0.5秒以下のレイテンシー削減を追求する、リアルタイムな音声対話体験の設計・実装
- 外部サービス(Twilio・OpenAIなど)との連携における冗長化・可用性の設計
- レガシーな電話回線の制約下で、モダンな開発スピードと安定性を両立させる設計判断
▼ 成長を支えるスケーラブルな基盤づくり
急成長するIVRyを支えるため、レガシー化しつつあるデータパイプラインの刷新や、将来を見据えたアーキテクチャの再設計に取り組んでいます。
- データ活用に向けた、柔軟で高性能な基盤設計・データフロー構築
- 通話トラフィックの可視化など、Observabilityの整備によるユーザー体験の改善
- プロダクト増加に対応するためのマルチプロダクト対応設計・データモデル変更
▼ 新しい電話体験の創造と複数プロダクトへの関与
IVRyでは、従来の電話体験を進化させる“再発明”の視点を重視しています。単なる自動化にとどまらず、新しいユーザー体験の創出に技術的に貢献できるチャンスがあります。
- AIや自動応答と連携した「保留・内線転送」などの機能の再設計
- 多言語対応・海外展開を視野に入れたグローバル視点の設計・実装
- IVRy以外にも、AI FAX・迷惑電話対策アプリなど複数のプロダクト開発に関わることが可能
目の前の課題解決だけでなく、将来のスケーラビリティを見据えた技術選定や、あえてのオーバーエンジニアリングも歓迎される文化があります。技術的視座の高いメンバーと共に、長期的な価値を見据えたプロダクト開発に取り組むことができます。
IVRyは、単に「技術的に面白い」だけでなく、プロダクトを通じて社会にインパクトを与える実感が持てる環境です。スケーラブルなシステム設計、AI活用、リアルタイム通信、基盤構築といったテーマに興味がある方にとって、挑戦と成長が待っているフィールドです。
日本は今、少子高齢化に伴う労働人口の減少により、深刻な人手不足に直面しています。特に中小企業では、すでに7割以上が人手不足を感じており、この傾向は今後さらに加速します。2030年には約600万人以上の労働力不足が予測されており、人件費の高騰や人材獲得競争の激化は避けられません。「人の手による対応」がますます貴重になる時代において、この課題は企業の存続や成長に関わる喫緊の課題となっています。
そうした人手不足の中で、お客様からの問い合わせ対応は多くの事業者にとって大きな負担となっています。いまだ最も利用される問い合わせ手段は「電話」ですが、突然かつ大量にかかってくる電話は、対応する担当者の業務効率を著しく低下させ、他のコア業務の時間を圧迫しています。この電話対応のペインは多くの事業者が感じているにも関わらず、効果的な解決策が広く普及していないのが現状です。
さらに、最先端のテクノロジーや業務効率化ツールは、まず大企業や都市部で導入され、地方や中小企業に浸透するには常に時間を要します。この「テクノロジー格差」による労働生産性向上の遅れは、日本経済全体の活力を失わせる大きな要因となります。
私たちは、誰もが使い慣れている「電話」というインターフェースを通して、AIなどのテクノロジーを日本全国津々浦々の中小企業に届け、深刻化する人手不足の解消と、日本全体の労働生産性の抜本的な向上を実現するためにこの事業を行っています。
■どんな仲間がいるのか

現エンジニアメンバーは41名(正社員のみ)おり、少数精鋭で協力し合いながら開発業務に取り組んでいます。
エンジニア社員の出身企業は、Google、Microsoft、クックパッド、メルカリ、サイバーエージェント、LINEヤフー、ドワンゴ、freee、エクサウィザーズ、DeNA、ギフティ、リクルートなど、大手Web企業やメガベンチャー、有名スタートアップ等でマネージャやリードエンジニア等を担っていたメンバーが多く、互いに刺激し合いながら成長をしていくことができる環境です。
<エンジニアメンバーの構成> ※ 2025年5月時点
- AIエンジニア: 4名
- インフラエンジニア・SRE: 8名
- フロントエンド・アプリエンジニア: 10名
- サーバサイドエンジニア: 11名
- QAエンジニア: 1名
- EM: 4名
- データ基盤エンジニア:1名
- 情シス/コーポレートエンジニア:2名
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IVRyには、多様なバックグラウンド・高い専門性・成長意欲・そして開発を楽しむカルチャーを持ったメンバーが集まっています。そんなチームの特徴をご紹介します。
▼ 多様なバックグラウンドと専門性
メンバーの経歴は、メルカリ、クックパッド、Microsoft、リクルートといった技術を軸にプロダクト開発を行う企業から、スタートアップ、制作会社、フリーランス、学術研究まで多岐にわたります。
また、バックエンド・フロントエンド・モバイル・インフラ・LLM・音声技術など、専門性の幅も非常に広く、多様な視点を持ったエンジニアが活躍しています。
▼ プロダクト志向と課題解決マインド
技術だけを追いかけるのではなく、「良いサービスを届けたい」「困っている人を助けたい」といったプロダクト志向とユーザー志向を持ったメンバーが多いのが特徴です。事業や組織の課題にも積極的に関わり、エンジニアリングの枠を越えて価値を届けようとする姿勢が共通しています。
▼ 自律性とオープンなチーム文化
経営・エンジニア・ビジネス全体で心理的安全性とフラットな関係性が根付いており、誰でも提案・議論しやすい環境です。また、エンジニアを含めたすべてのメンバーが自律的に判断し、前に進めるカルチャーを大切にしています。部署を越えた連携や、事業数値のオープンな共有などもIVRyのスタンダードです。
▼ 成長意欲と学習姿勢
新しい環境や領域に飛び込むことを「強くてニューゲーム」と表現し、変化や挑戦を楽しむ文化があります。アジャイル開発、組織開発、マネジメント、ビジネス視点などにも関心を持ち、エンジニアリングの枠を越えて学び続けるメンバーが多く在籍しています。
▼ AI・LLMへの高い関心
IVRyの中核技術であるLLMや音声対話AIを社会実装することへの関心と熱量も共通点の一つです。「LLMを使って、世の中に“なくてはならない”サービスをつくる」ことを目指し、日々の開発に取り組んでいます。
▼ スタートアップならではの挑戦を楽しむ
急成長中のスタートアップという環境で、前例のない課題や変化を楽しみながら、自らの手でサービスや組織を進化させていくことにやりがいを感じるメンバーが集まっています。
代表者名 | 奥西 亮賀 |
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設立年 | 2019年 |
上場 | 非上場 |
資本金 | 5000万円 |
売上高 | 円 |
従業員数 | 210人 |
平均年齢 | 35.1歳 |
住所 | 東京都港区三田三丁目5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー10F |
会社HP | https://ivry.jp/company/ |
TECH BLOG | https://zenn.dev/p/ivry |
GitHub | 未入力 |
Qiita Organization | 未入力 |