弊社は2015年に設立されたデジタル医療系スタートアップです。現在、大きく3つのプロダクト『不眠症治療用アプリ(yawn)』『AI自動分析システム』『臨床開発支援システム』を開発しています。
『不眠症治療用アプリ(yawn)』
認知行動療法にもとづいて不眠症を治療するプロダクトです。患者は空き時間を使って、毎日の寝つきの時間、行動パターン、考え事などをスマートフォンアプリで入力します。これらデータを独自のアルゴリズムで解析し、自動で患者一人ひとりに適した対処法を通知、不眠症の改善を図る仕組みです。当アプリは医療機器のカテゴリに属していることから、実用化するには厚生労働省の認可が必要になります。現在は臨床試験の段階で、弊社所属の医師・エンジニア・デザイナーのチームによる研究開発を進行中です。近い将来には医療機器としての認可を取得し、医師が患者に処方できるようにする構想です。
『臨床開発支援システム』
収集したデータを医薬品開発に活かすシステムです。新しい医薬品を開発する際には膨大な治験データを必要とします。現在、治験業務の大部分はCRO(医薬品開発受託機関)に委託されているため、CROのモニターが全国の病院に出向き臨床データを確認する、被験者がわざわざ遠くの病院に出向くなど、労働集約的になっています。これをデータの信頼性を担保するブロックチェーンや機械学習などを活用したシステムで効率化することで、新薬開発費・医療費を削減します。また、システム基盤を使って新しいアプリを生み出せる二次効果もあり、国立がんセンターと連携してがん患者向けのアプリケーションも共同開発中です。
『AI自動分析システム』
収集したデータをAIで分析し、健診の受診率、診断や病状の予後といった患者の将来予測やマーケティングの予測などをサポートするシステムです。一般的に高度なデータ分析はデータサイエンティストが担うケースが多いのですが、データサイエンティストの採用・人件費が大きなネックとなります。複雑なデータの解析を瞬時に行うことで医療コストを削減することを目的とし、現在医療機関や金融機関を中心に約10社に導入されています。高精度な予測モデルを簡単に生成し、パワーポイントでダウンロードができるというシンプルさから、医療業界以外からの引き合いも多くいただいています。
ITの力で医療全体を効率・適正化し「持続可能な医療」を実現したい
高齢化が進む社会において、医療の高度化と、それに伴う医療コストの高騰により、社会保障システムの存続が危ぶまれています。
医療を持続可能にするためには、年々増加する医療費の削減と効率化が欠かせません。私たちは、不眠症治療用アプリ、AI自動分析システム、臨床開発支援システムの開発をはじめとしたICTの活用により、医療資源の効率的な配分と医薬品開発のコスト効率化を実現します。医療×ITを駆使したデジタル医療プラットフォームの構築によって日本の医療が抱える課題を解決し、「持続可能な医療」のあり方を示すことが、私たちの目指す姿です。
サスメドのメンバーは、医師・医学博士、研究者、ファンド出身者などの多様なメンバーで構成されています。代表の上野と取締役の市川は両名とも医師、医学博士。CTOの本橋も研究者として実績をもっており、研究開発に強いメンバーが揃っています。実際に、特許や学会発表、論文発表実績も多く、確かなエビデンスに基づいたサービスを提供するチームであることが、企業としての優位性を高める材料となっています。
また、開発チームは、エンジニア10名、デザイナー4名、平均年齢は35歳、SIer、Web系、医療機器メーカーなどの出身も多く、スタートアップとしては経験豊富なシニアで専門性の高いメンバーが揃っています。
プロジェクトは基本的にエンジニアが主導し、ドメインエキスパート(国立がん研究センターの医師など)と直接対話しながら要件を決定していきます。エンジニアの裁量が非常に大きいのが特徴的です。
代表者名 | 上野太郎 |
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設立年 | 2015年 |
上場 | 東証グロース |
資本金 | 18億4316万円 |
売上高 | 1億円 |
従業員数 | 38人 |
平均年齢 | 36.9歳 |
住所 | 東京都中央区日本橋本町3-7-2 MFPR日本橋本町ビル10階 |
会社HP | https://www.susmed.co.jp/ |
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