株式会社ダイニー

## 50年ぶりのイノベーションを起こす外食バーティカルSaaS スタートアップ
ダイニー は、「"飲食"をもっと楽しくおもしろく」というミッションのもと、全ての人の飲食のインフラになるべく、toC と toB 両面を支える All in One SaaS を開発・提供しています。

飲食業界で最初のイノベーションが起こったのは約1980年。「レジ」が登場したことにより、飲食店の生産性は大きく向上しました。

「レジ」の誕生から約50年、飲食業界に大きなイノベーションは起きていません。
**約50年ぶりに飲食業界に大きなイノベーション**を起こすべく立ち上がったのが ダイニー です。
ダイニー が開発したのは、 [業界初の ID-POSシステム「ダイニー」](https://www.dinii.jp/)です。

「ダイニー」は、飲食業界のPOS システムに世界で初めて「誰が」という顧客データを紐づけることに成功しました。
来店するお客様とデジタル上で繋がることができるようになったのです。

つまり、「ダイニー」は単なるモバイルオーダーアプリではなく、**リピーター作りを科学する ” CRM ”**です。
現在 dinii は累計ユーザー500万人を突破しています。蓄積された500万人分のデータを用いて、今後はECサイトのようなレコメンド機能も追加し、食べたいものやおすすめの飲食店をレコメンドしてくれるプロダクトにもしていきたいと考えています。

## 飲食業界のコンパウンドスタートアップへ
さらに 私たちダイニー は「飲食店と消費者に対して価値を届ける」ことを追求しています。ID-POS によって蓄積されたデータは、世界で dinii しか持っていないデータです。今後 10 年間のロードマップでは、飲食業界を軸として「バックオフィス」「メディア」「FinTech」に事業を拡大していく予定です。

現在でも複数のプロダクトを管理・ローンチするケイパビリティがある ダイニー では成し遂げられるロードマップであると確信しています。


## 飲食業界のゲームチェンジャーに
レジが誕生した当時、飲食業界はたった6兆円の市場規模でしたが、現在は25兆円にまで拡大しています。
しかし、飲食店が使用するシステム ( POS / オーダー ) は1990年台に登場したレガシーなオンプレミスシステムがほとんど。

ダイニー はそんな飲食業界のゲームチェンジャーになろうとしています。
実際に、会員数は800万を突破し、ID-POSの活用を目指した新規事業にも取り掛かっています。
to Cサービスとして、指折りのアプリになっていくと思っています。

## 私達がやりたいけど出来ていないこと
### 1.「飲食のインフラ」を実現するための連携基盤の開発
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現在は飲食体験のコアとしての注文・会計の機能と、来店客を管理する CRM の機能しか提供できていませんが、飲食のインフラとして成立するには予約・決済・発注などの様々な機能が必要です。
現在は主に外部サービスと連携することでそれを実現しつつありますが、連携のしやすい拡張性のある基盤が開発できているとは言えません。
将来的には、自社で複数のチームが独立してそういった機能を開発できる状態を目指しています。
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### 2.ユーザー体験に注目したシステムメトリクスの観測と改善
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現状では API 単位でのレイテンシやエラーレートなど、単発のアクションに対するメトリクスしか取れていません。
将来的には、来店客が店舗での体験を通してどう感じているかを可視化するようなセッションに対するメトリクスを設定して、ユーザー体験の改善をデータドリブンで行っていきたいと考えています。
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### 3.カスタマーサクセスに活かせるプロダクト活用度の可視化
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現状でも全来店者に対するチェックイン率などの基本的な指標は見ているのですが、クライアントがそのメトリクスの意味を理解して積極的に改善していこうという状態にはできていません。
例えば「ダイニー活用レベル」のような指標を用意して、そのレベルを上げるためには何をすれば良いのかを考えることで店舗が自発的にダイニーを活用できる状態を作り出したいです。
そうなれば、何万店舗という導入店があったとしても効率よくサクセスを実現できるはずです。
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### 4.ある障害が全店舗に波及しないようにするための単一障害点の解消
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現状のシステムアーキテクチャではデータベースサーバーが単一障害点になっており、このサーバーに問題が起こると即全システム的な停止を招いてしまいます。
例えば分散データベースを用いるなどしてシステムレベルでの耐故障性を向上させつつ、機能のリリースを限定的に行うなどしてクライアントが増えたとしても小さくトライできる環境を実現したいです。
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## ダイニー のメンバーの特徴
1.技術的な話題で議論するのが大好きな仲間たちと、フルスタックな領域でハイクオリティなインフラサービスを作りたい
2.現実的な工数の中でどうすれば最善の効果が得られるのかを同じ目線を持った仲間と一緒に考えたい
3.TypeScript が好き

## 会社全体でプロダクトを育てていく
週に2度の出社で、必ずビジネスサイドとも連携する場を設けています。Dev 側が今週行ったことをビジネスサイドにプレゼンし、プロダクトを触ってもらい、直接フィードバックをもらうことができます。

また、飲食店に行けばユーザーとして利用することが可能ですし、ユーザーの声を直接聞くことが可能です。

ダイニー の開発スピードの速さは、全社員のプロダクトへの想いの強さだと思っています。

◆ダイニー 採用情報
https://diniinote.notion.site/dinii-4f1f4687b47a48ee9de7abbe5a1f3814

不定期で、ダイニー体験会というイベントを開催しています。
開催する際は、dinii 公式Twitter、弊社エンジニアのTwitterで発信しているので、ぜひ遊びに来てください！
プロダクトについて実際に飲食店で体験しながらエンジニアとカジュアルにお話ししましょう。

## おすすめnote
[2023年版: dinii のプロダクト開発組織](https://note.com/dinii_k_otomo/n/nf42aabf11255)
[次の50年の外食文化を創るために dinii に入社しました](https://note.com/dinii/n/n3ccdb916ba31)
[飲食店舗運営を支える自動釣銭機の話](https://note.com/dinii/n/ne8c0b93d889f)
[飲食店舗運営を支えるプリンターの話](https://note.com/lightnet328/n/na99f8e709c87)