株式会社シャペロン

### 私たちは、医療・製薬業界向けのメッセージングプラットフォーム『Shaperon（シャペロン）』の開発、運用をしています。『Shaperon』は、製薬・医療関連企業のプロモーション効率化・リスク管理強化を支援します。
2019年9月にリリースして、現在はDAUが数千人を超えるサービスに成長しました。
-　[プロダクト情報](https://shaperon-inc.com/service/shaperon/)

#### 製薬業界に特化している
▷ **11兆円規模**の巨大な市場
・製薬会社400社、MR6万人という大きなマーケット

▷ 参入障壁が高く、ブルーオーシャンな環境
・官公庁、業界団体のガイドライン厳守が必須で、構造が非常に複雑
・開発には業界の深い専門知識が必要な構造

#### 『Shaperon』の特徴
- 大企業向けのプロダクト開発を行っており、既に複数の大手製薬会社様に導入されている
- 製薬企業**一社あたり平均で800人**のユーザーが利用する
- 日々利用されるためUI/UXはユーザーの手に馴染むように設計
- 通常のメーラーにはない、トラッキングや一括配信などのデジタルマーケ機能が盛り込まれている
- 業界ターゲットを絞っている代わりに、カバーしようとしている業務領域が広く、**ドメインモデルが複雑化**しやすい


世の中にデジタルマーケティングSaaSは多数存在しますが、その参入障壁の高さから製薬業界に特化したSaaSは多くありません。

### なぜ製薬業界は参入障壁が高いのか？
1. ニーズが掴みにくい
製薬業界は平均給与が高く業務が特殊なこともあり、他業界との人材の行き来があまりありません。
そのため外から見ると業務内容が見えづらく、プレイヤーの数は限られます。

2. 大企業ばかり
製薬会社は殆どが歴史のある上場企業であるため、多くのSaaS系スタートアップのように中小企業で実績を作ってから大手を攻めるといったやり方が通用しません。いきなり大企業を相手にしなければいけないため、システムを導入するハードルは非常に高いです。

3. グローバルサービスの浸透が進まない
外資系サービスですと業務プロセスにフィットしない場合、手厚いサポートを受けられなかったり、機能要望が反映されなかったりするため、なかなか導入に踏み切れない場合が多いです。

### 起業に込めた思い

製薬・医療業界は他の業界に比べてデジタルトランスフォーメーションが十分には進んでおらず、改善の余地が数多くあります。

例えば、医療従事者ごとのデータ管理が十分ではなく、営業活動や行動履歴が可視化できないケースも少なくありません。
改善施策を打ってもPDCAサイクルを回せず、施策の効果が見えていないこともよくあります。
同時に、各社システムやツールが導入されていたとしても、データを活用するという設計思想がなく、データが断片的に管理されていて有効活用できないケースもよくあります。

そのような状況を解決すべく、薬剤師資格保有し製薬業界知見のある阪本と SaaS プロダクトに知見のある浅野が手を組み、シャペロンを立ち上げました。

私達はこのような問題に対して、現場経験の知見や最新のテクノロジーを活用して、業務効率を大幅に改善し、製薬・医療業界の働き方をシンプルにすることを目指しています。

### 経営メンバー

* 阪本怜(CEO) - 子育て中
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外資コンサルティングファームで戦略立案から業務改善、PMO等を経験（ライフサイエンス、官公庁、資源、金融、メディア業界）
英製薬企業にてマーケティングを担当。
モバイルヘルスベンチャー等でライフサイエンス事業の統括やサービス立ち上げを担当。
Ed-techのベンチャーにて事業立ち上げ。
個人で計画立案等のコンサルティングを行い、2017年6月にシャペロン社（旧 フラジェリン）を創業。
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* 浅野洋介(CTO) - 子育て中
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新卒で医療系のメーカーの画像補正開発者として就職し、その後、IT業界に転向し Backend エンジニアとしてキャリアをスタート。
動画ECサイト、スマホゲーム、SaaSと開発経験を積み、直近では採用管理システム『Talentio』のCTOを務め、フリークアウトへのM&Aを経験。
その後、中高の同級生である阪本と意気投合し、シャペロン社（旧 フラジェリン）を創業。
フロント寄りのフルスタックエンジニアとして『Shaperon（シャペロン）』の開発を主導。
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### チームの雰囲気

- toBサービスを志向するメンバーが多いためか、落ち着いた雰囲気。
- 子育て中のメンバーが多いため朝型が多い。夜型の人もいる。

### 働き方
- フルリモート
- フレックス
- 副業OK

### 私達が出来ていないこと

- E2Eテストやリグレッションテストの運用
- アップセル機能の開発
- デザインシステムの導入、運用
- モジュラーモノリスへの移行。特にコンポーネントをまたぐ非同期処理
- コーディングガイドラインを育てる文化の醸成
- noteなどで外向けの技術発信

##### 採用情報をnotionにまとめています

詳細は、[Shaperon Entrance Book](https://onl.sc/JqPwwWV)をぜひご覧ください！
シャペロンの働き方や採用技術、選考プロセスなどを記載しています。